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『ドーハの歓喜・サッカー男子U23』
2016年03月12日 23:36
サッカー男子23歳以下(U23)
監督:手倉森(てぐらもり)誠さんの話。
手倉森「自分は絶対Jリーガーになれると思っていた」
ところが、同じポジションの元ブラジル代表、ジーコ氏が入団してきました。
ジーコ氏の代役で出た試合で、先発メンバーが場内で告げられると、一部の観客が席を立ちました。
Jリーグ開幕前の年、契約は更新されませんでした。
手倉森「サッカーが嫌いになった」
28歳で引退を決めると、指導者として残るよう請われました。
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東日本大震災が起きました。
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チームで被災地へ行きました。
小学校を訪ね、プールの水をトイレへ運びましだ。
手倉森「生きたくても、亡くなってしまった方々がいた。
サッカーの仕事ができるのは当たり前じゃない」
リオ五輪を目指すチームを任されました。
手倉森「最初は幼い集団だった」
選手がユニホームを足で踏んだのを激しく叱りました。
「国を代表するということが分かっていない。」
リオ五輪に出るには「人として、一人前にしなければいけない」と考えました。
世界の最貧国の一つのバングラデシュへ遠征しました。
「自分たちが恵まれていることを感じさせたかった」
佐賀合宿では、地元の病院を訪れて病気と闘う子どもたちと交流しました。
「日本代表は、国民の希望にならないといけない」
予選から8連勝。五輪出場をつかみました。
朝日新聞 2016.1.27
日本を代表するということは、人としても一人前でなければならないんだなと改めて感じました。
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