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3・11 あの日からのマンガ――ボランティア する人される人
2015年10月25日 00:17
飛行機は未経験
だって鉄よ!鉄!
鉄が飛ぶなんて
――ナンチャッテ(笑)
もしも乗る時は
泳ぎ覚えなきゃ
漫画家も、いろんな人がボランティアで現地に行っている。
漫画家として、サイン会やトークショー等を(中には歌も歌ったりしたりして)開くグループ。
個人として、瓦礫の撤去に携わる関わり方もあるし、それらを半々に行う人たちもいた。
漫画家は仕事柄、腰痛や痔持ちの人も多く、個人の状況に合わせた立ち回りということになる。
そのごく一部は、作品として見ることもできた。
△「史上最大のおかたづけ作戦」
しりあがり寿
『コミックビーム』(2011年8月号)
エンターブレイン
△「歯みがきとボランティア」吉田戦車
『まんが親』(第1巻)
小学舘 2011年
▲2011年5月26~28日、しりあがり寿、吉田戦車を中心に、三宅乱丈、安田弘之、寺田克也、安永知澄、市川ラクら漫画家、イラストレーター、デザイナー等の14名が、岩手県の被災地支援市民グループ『SAVE IWATE』と連携して、瓦礫掃除作業、釜石東中学校での特別授業、盛岡でのトークライブやサイン会等を開いた。
このように、作品やツイッター等で確認できるだけでもかなりの人数だ。
勿論、善意の他人ばかりではない。漫画家自身が被災者で、瓦礫掃除は自分たちの村の為ってことも。
『わたしたちの震災物語ハート再生ワーカーズ』
井上きみどり
集英社 2011年
『3.11震災の語り部畠山卓也――石巻からの声』
阿部国之・作画、畠山卓也・監修、飯太郎・構成
少年画報社 2014年
漫画家ではないが、「石ノ森萬画館」もとても大きな被害を受けた。
行方不明者3700余人のずば抜けて大きな被害のあった宮城県石巻に萬画館はある。
萬画館は3階建て。1階部分が完全に水没した。
「石ノ森萬画館」は石巻市の所有物。指定管理者の株式会社「街づくりまんぼう」が運営している。
石ノ森萬画館への寄付は、まず石巻市役所に届く。そこから街づくりまんぼうに一度渡され、寄付の 形で市役所に戻される。
街づくりまんぼうの活動へも支援金が集まったが、これも石巻市へ寄付をする。但し、石ノ森萬画館のために使うことを条件にし、将来活動資金として戻って来るようにした。
復旧にあたっては国から補修費が出るのだが、原状復帰が絶対条件。老朽化であっても、リニューアルは駄目。そこで、現実的には漫画家からの寄付等でこれらは賄われた。
そして、石ノ森萬画館は2013年11月17日にリオープンした。
街づくりまんぼう・石ノ森萬画館で今、企画制作、刊行している雑誌に『マンガッタン』(現在第6号まで刊行)がある。震災漫画の専門誌だ。
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