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3・11 あの日からのマンガ――漫画家有志描く!

2015年10月24日 08:23

3・11 あの日からのマンガ――漫画家有志描く!

38年前アニメーター
30年前漫画イラスト
20年前似顔絵
10年前バイト監督
現在は色々諸々
10年後 何かな?


震災を描いた漫画は、沢山ある。

チャリティー本の特徴は、描く漫画家本人が発起人のケースが目立つこと。



☆『僕らの漫画
小学舘 2011年(単行本版)

発起人:信濃川日出雄、他

震災翌日、ツイッター上で漫画家同士が声を掛け合い始動

新作を描き下ろし利益寄付するコンセプトで、作品テーマは自由とした。

参加しやすいように特定の〆切を設けず、頁数は8頁とした。

バラエティーに富む作品が集まるなか、とり・みきの『Mighty TOPIO』は秀逸。

電子書籍での発表→同人誌手売り→書籍販売という手順を踏んだ。


宮城岩手福島三県の県庁主催の震災遺児・孤児の為の育英基金に、累計約560万円を寄付

電子書籍は必要経費を清算済で、今後の売り上げ(アプリなら600円)は全額寄付に回る。



☆『ストーリー311
講談社 2013年

☆『ストーリー311 あれから3年』
KADOKAWA 2014年

発起人:ひうらさとる、他

※南三陸ボランティアに行っていた人が、被災者が当時のことを語る「語り部」という活動を漫画で世に広めたい、と漫画家のひうらに相談したことにはじまる。

講談社で第1弾が纏まった後、取りこぼしたエピソードもあったのだが、出版社の在庫リスクを知ったひうらは二の足を踏んでいた。

クラウドファンディング、インターネット出資を募ることをKADOKAWAが提案。第2弾も陽の目を見ることに。


★2013年7月、『ストーリー311』に参加した漫画家によるチャリティーオークションの売上金を、いわての学び希望基金、東日本大震災みやぎこども育英募金、東日本大震災ふくしまこども寄附金、ユナイテッド・アース運営事務局に各716,445円ずつ寄付

その後、第1弾の講談社からの利益や、クラウドファンディングの余剰金、利益を先の4団体に4等分で寄付。累計寄付額は、9,148,247円。



☆『3.11を忘れないために
ヒーローズカムバック
小学舘 2013年

発起人:細野不二彦

インターネット主導のチャリティー本に感心した細野が、雑誌の連載枠を使うことを思い付く。

連載の中で1回本編を休み番外編の読切を描く。皆の作品を1冊の本に纏め、印税寄付にする。

2011年12月下旬、高橋留美子藤田和日郎椎名高志に電話にて打診。快諾を得る。

小学舘上層部に直訴。1年間のスパンを取り、各漫画家のやれるタイミングで描いた作品を本に纏める方向で2011年々末よりスタート


★『ヒーローズカムバック』は、漫画家印税寄付が主旨だったが、担当編集者デザイナーの謝礼、小学舘の利益寄付に。

これにより、3県の震災遺児・孤児の為の育英基金と大震災出版復興基金に、各1000万円ずつ寄付できた。



他に同人誌
☆『Party!』
☆『Pray for Japan』等がある。

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