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「連合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」レビュー☆

2015年08月01日 00:44

「連合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」レビュー☆

役所広司主演他。誰よりも開戦に反対した男がいた。昭和14年夏。日独伊三国軍同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官山本五十六役所広司)、海軍大臣米内光政柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)してしまう・・・。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描いた作品。

6/10点!!役所さん演じる山本さんの心情が、映画全体を覆いかぶさっている重たくて悲しい作品です。役所さんは、作品によって、神懸って上手い時がありますが、この作品もそれでした。表情だけで語る語る、実際にはそんなに痩せたりしていないのに、後半のやつれ具合とか凄いです。あれよあれよという間に、日本敗戦に向かって進む話なので、もっとこう出来なかったのかな?あの連絡ミスや判断は、どうなのよ?と考えてる暇はありません。ただ、ひとつ、当時の日本の官僚たちは、特に海軍の上の5~6人の人たち、腹割ってお酒とか飲んで、考えと気持ちを一つにしたりしなかったのかな?と思いました。あまりに、それぞれの判断がバラバラ過ぎる故の犠牲に思えたので。映画としては、ひたすら暗く、ジリジリ終わりに近づいていくだけなので、観ていて楽しいものではありません。盛り上がるシーンもないですし。山本五十六を描くのだとしたら、何故、彼が、開戦に反対し、講和に持ち込もうという考えを最初から持てたのか、彼の育った環境まで、踏み込んで描いて欲しかったです。当時の人だと、海外に行ったことがあるのかな?というような発言や考えだったので。脇役が、やたら豪華でしたが、居酒屋のシーンとか、他も色々、描かなくてもいいんじゃないというシーンが多く、役者さんも大量に投入されていて、戦争映画って、凄いなと思いました。2011年公開。

このデジログへのコメント

  • ちょっきん 2015年08月01日 00:56

    今は「日本のいちばん長い日」ですね。
    昔の「トラ・トラ・トラ」の山本五十六も
    苦悩してました。

  • ユリ 2015年08月01日 01:20

    > ちょきちーさん
    「日本の~」は何となく見逃してしまいそうなので、家に残ってたこの作品を観ました。

  • archer 2015年08月25日 23:43

    仰る通り、山本のアメリカ武官駐在の頃から描く必要があるようですね。

  • ユリ 2015年08月26日 00:41

    > archerさん
    私、日本史とか歴史あまりに知らなすぎるので、そういう細かく描いてくれないとわかんないんですよね(>_<)アメリカにかかわってたんですねー納得。

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