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「彼は秘密の女ともだち」レビュー☆

2015年08月13日 00:49

「彼は秘密の女ともだち」レビュー☆

アナイス・ドゥムースティエ主演他。親友ローラ(イジルド・ル・ベスコ)を亡くし、悲しみに暮れるクレールアナイス・ドゥムースティエ)。残された夫のダヴィッドロマン・デュリス)と生まれて間もない娘を見守ると約束したクレールは、二人の様子を見るために家を訪ねる。するとそこには、ローラの服を着て娘をあやすダヴィッドの姿があった。ダヴィッドから「女性の服を着たい」と打ち明けられ、驚き戸惑うクレールだったが、やがて彼を「ヴィルジニア」と名付け、絆を深めていく。夫に嘘をつきながら、ヴィルジニアとの密会を繰り返すうちに、クレール自身も女性としての美しさが増してゆく。とある事件を境に、ヴィルジニアが男であることに直面せざるを得なくなったクレールが、最後に選んだ新しい生き方とは―?自分らしく生きたいと願う“女たち”の物語。

6/10点!!幼少期のローラクレール、そして赤ちゃんのリュシーが天使過ぎてノックアウトです(*゜Q゜*)フランス子どもって、こんなに可愛いのか!という代表でした。ストーリーは、オゾン監督のいつものパタパタとストーリーがひっくり返る、あの感じはなくて、女同士の友情、男女のそれに、じっくり向き合い、描いたものでした。なので、いつもの驚きを期待して観に行くと、前半戦で寝ちゃうかもです(´д⊂) 女同士の友情って、男性には解らないくらい、実は濃厚で、嫉妬もするし、憧れもするし、分身でもあったりして、何て言うか、他では表せない感情なんですよね。クレールにとって、唯一無二のローラが亡くなって、まだ不安定な時に、ローラの大切なダヴィットの変化を目の当たりにして、彼女は、ローラへの友情なのか、ヴィルジニアへの友情なのか、はたまたダヴィットへの恋愛感情なのか、混合して、よく解らなくなってしまったのだと思います。でも、そんな強烈な関係を続けることで、ゆっくりとローラの死を乗り越えていく様が、丁寧に描かれていました。ローラという二人の間にあったフィルターがなくなった時、二人の関係がどうなるか!?という話でしたが、あの展開は、オゾン監督にしては、在り来たりで、予想出来すぎました(>_<) 果たして、クレールは、ちゃんとダヴィットを見ているのかな?ローラの代わりではないのかな?特異なファンタジー的恋の魔法にかかったままなだけじゃないのかな?と心配になりました。まぁ、恋愛なんて魔法みたいなものなので、それが真っ当かそうでないかと言われたら答えはないのですが・・・。ロマン・デュリスが素晴らしくて、男性的な部分は勿論、ヴィルジニアとしての女性の表情や感情の表し方が、繊細且つ豊かで見事でした(*^¬^*) 男女の性的願望を巧妙に衝いた作品です。2015年公開。

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