- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「エヴァの告白」レビュー☆
2015年01月07日 17:40
マリオン・コティヤール主演他。1921年、戦火を逃れてポーランドからアメリカへと移住してきたエヴァ(マリオン・コティヤール)は、病気の妹が入国審査で隔離されてしまい、自身も理不尽な理由で入国を拒否される。強制送還されそうになったエヴァは、ブルーノ(ホアキン・フェニックス)という男に助けられるが、ブルーノは移民の娘たちを働かせ、売春を斡旋する仕事を生業としていた。厳格なカトリック教徒から売春婦へと身を落としたエヴァは、彼女に思いを寄せるマジシャンのオーランド(ジェレミー・レナー)に救いを求めるがそれもかなわず、やがてある罪を犯す。彼女に何があったのか?衝撃の告白が始まる―。祈りは叶わず、希望はつぶされ、愛に裏切られ、ただ生きようとした。それが罪ですか―?
4/10点!!欧州の戦火を逃れ、ポーランドからアメリカに渡ってきたエヴァ。当時のポーランドの状況や、アメリカの様子が、知識として入っていなかったので、どのくらい困窮しているのか、果たして罪を犯してしまっても仕方のない状況だったのかというのが、始めの方はわかりにくく、戸惑いました。妹の事に関しては頑として譲らない意思の強さと、同時に、状況に戸惑う儚げな雰囲気を漂わせて、男性に放っとけないと思わせる天然魔性の女・エヴァをマリオン・コティヤールが繊細に演じていて、素晴らしかったです。エヴァに魅了され、翻弄され、人生を狂わされていく男たち、ホアキン・フェニックスとジェレミー・レナーの演技も、素晴らしかったです。全体的に、ずっと暗いのと、辛いことしか起きない映画なので、彼らの熱のこもった演技で、何とか見れました。直接的な戦争映画ではないですが、(恋愛ものですが)戦争によって、何もかも奪われ、過酷な状況に追い詰められた人間は、どんなに善良でか弱い人だろうと、罪を犯してしまうものなのだろうかと、彼らの恋愛模様より、当時の移民を描いた部分の方が、胸に残りました。エヴァと同じ女性ですが、美人だから、自分を譲らないでも何とか生きていけたエヴァよりも、落ちぶれて全てを失ってでもエヴァを想うブルーノの方が、人間臭くて、素敵だなと思いました。大人の純愛だけど、重たい作品です(>_<)2014年公開。
このデジログへのコメント
> ゆーた★さん
日本だとエヴァンゲリオンの方が浸透してるんですね(^^;)
herのホワキンが意外に溶け込んでて良かったケド
こちらも?
試写会だけでなくDVDでも観てるのネ。
> HIRO522さん
年末年始は、寒くて映画館に行くのが億劫になっちゃって、DVD観すぎて寝違えました(>_<)今日から映画館始動(試写会)です☆
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