- 名前
- ブルーローズ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- よろしくお願いします。 日記を読んでもらえると、とても嬉しいです。 独身なので、普通...
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趣味は読書、ろくでなしの日常、本を離れて
2014年10月09日 13:46
今日は休日で、朝寝坊してから、シャワー、洗濯。気まぐれに、流し台を磨いた。最初、適当にと思って始めたが、ムキになって、やってしまった。自己満足程度には、綺麗になった。
僕の父は、大酒飲みで、酒で命を縮めた。享年47歳。血を吐いたり、幻覚を見たり、手が震えたりしても、やめられなかった。母が、父の身体を心配して、アルコールを受け付けなくする薬を貰って来て、飲ませたことがあったが、一度薬を飲んだ後に、酒を飲んでしまい、相当気分が悪くなったらしく、それ以後一度も飲まなかった。女は男に従うものであると教育されていた母は、それ以上薬を飲ませなかった。無理にアルコールをやめさせる薬もあったらしいが、性格まで変わってしまうというので、諦めた。
しかし、酒を飲まない父は、僕にとって何も不足は無かった。普段は無口で、冗談一つ言うわけではないが、その姿には威厳のようなものがあり、正直畏れていた。
父は、几帳面で神経質。ある日曜日に、金魚に水槽の掃除を父とやった時、ガラスに少しコケが残っていたら、酷く怒られて、やり直させられた。母に、助けを求めたが、母にも味方になってはもらえなかった。
やはり、ある休日に、父に僕のサイクリング自転車を磨くように言われ、言われるままに磨いて、その後、友人の家に行ったら、彼の母親から「自転車を大切にしている」と褒められたというか、友人が逆に、「あんたも自転車を大切にしなさい」といなされて、はにかむような気持ちがしたのを覚えている。父に、強制されて、やっただけで、自分の意志ではなかったのに。
父は、晩年は、年に一度くらい倒れて救急車を呼ぶようになっていたが、それでも、急逝するとは思わなかった。
父が生きている間に、もっと厳しく色々教わっておけば良かった、或いはもっと話だけでもすれば良かった。
本の中や、世の中の偉人や有名人に、人生の指針を求めるより、やはり身近な人に、指針を求めたい。
命日でもないが、流し台を掃除して、父のことを思い出したのだろうか。
昼食の買い物に出て、缶チューハイを買って昼からアルコール。酔いながら、これを書いた。
このデジログへのコメント
> スイーツ大好きさん
色々コメントありがとうございます。やはり、自分の身近な者を、見本にしたいと思います。
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