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趣味は読書、ブック・ナビゲーター
2014年10月18日 21:59
「功利主義者の読書」三分の二まで。
五味川純平や高橋和巳など、この本を読まなければ興味を持たなかったろうと思う。ドストエフスキーの処では、再読したくなったが、今日はレイモンド・チャンドラーが出て来た。
10代の後半から、20代の初めに大藪春彦に夢中になった。高校の頃だと思うが、角川映画が松田優作主演で、「蘇る金狼」「野獣死すべし」を映画化し、その原作本として読んだのだが、その時は印象が薄かった。その後、近所の読書好きの友人が、大藪春彦やら筒井康隆らを大いに、プッシュして来たので、「野獣死すべし」を読み返したら、これが面白い。なぜ、初読の時、気づかなかったのだろうか。その後、暫く大藪春彦ばかり読んでいた。「野獣死すべし」の中で、伊達邦彦の卒論がハメット、チャンドラー、マクドナルドというハードボイルドを扱ったものになっていたので、この三人の作品を読もうと思った。最初、チャンドラーを読み、これまた夢中になり、旧訳(清水俊二訳)の早川文庫と、創元文庫は全て読んだ。
早川文庫は村上春樹の新訳で、チャンドラー作品を出しているが、前に書いたと思うが、僕は村上春樹の良い読者でないので、この新訳にも偏見を持っていた。
「功利主義者の読書術」では、清水俊二訳と村上春樹訳を比べ、村上訳に、軍配を上げている。実例を上げ、比べているのだが、村上訳が、良さそうなのである。カポーティの「ティファニーで朝食を」もサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」も「キャッチャーインザライ」で、村上春樹の新訳が出ている。
軽い青春小説を書いている作家だという自分の村上春樹への思い込みを、変える時期かもしれない。
このデジログへのコメント
こんばんは
B・ローズさん
いきなりですが
見沢知廉って読んだ事あります
> お妖さん
不勉強のため、初めて名前を聞きました。ネットで調べましたが、相当の人物ですね。残念ながら、まだ読んだことはありません。
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