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たまには歴史のいい話でも
2014年05月22日 00:06
〈打ち首ものの粗相を許し家来の命を尊ぶ・加藤嘉明〉
加藤嘉明(よしあき)は、豊臣秀吉に仕え「賤(しず)ヶ岳の合戦」では勝利の立役者となった七本槍の一人として活躍。
秀吉の死後、石田三成と対立し徳川家康に仕え、関ヶ原の合戦では東軍に加わり大活躍。その軍功により伊予国(愛媛県)松山二十万石を与えられ、のち会津(福島県)四十万石の大大名となった人物。
その嘉明が若い時のこと。
嘉明は、いざ合戦の時のことを考え、倹約に励み金銀を蓄えていた。合戦となれば戦費が要るからだ。金銀ばかりではない。南京の陶器を好み、蒐集(しゅうしゅう)し秘蔵していた。中でも十枚揃いの「天塩皿」を特に気に入っていて、大切な客の時だけその「天塩皿」でもてなしていた。
ところがそんなある日、側近の若い近習(きんじゅう)が、誤って「天塩皿」を一枚取り落として割ってしまった。近習は青くなった。打ち首を覚悟しすぐさま別室に引き下がって嘉明を待った。暫くして嘉明から呼び出された。
(いよいよ…だ)
近習は、顔面蒼白のままひれ伏した。
だか、不思議なことに嘉明は九枚の皿を手にしているだけで何も言わない。
そればかりか、残りの九枚の皿を一枚ずつ取り出し、庭石に落として割り始めた。
近習は、嘉明の怒りが普通ではないことを感じ、いよいよ覚悟を決めた。
九枚全てを割ってしまうと、嘉明は穏やかに言った。
「九枚残しておくと、これを取り出すたびにいつまでもお前は仲間から、粗相をした某と言われるだろうからな…」
これを聞いた近習の目は、涙でいっぱいになっていた。
…歴史に関する人物にまつわる話も好きです…
このデジログへのコメント
将たるものかくあるべし・・・ですな~
優秀な人材こそが財産である
それをわかってる人こそが成功者になれるんですよね
昔の人は、偉かった! 温情味の話ですね! 今のひとには、この温情味が、少し欠けているのかも!?
相手の心を思いやること、特に人の上に立つ者には大切ですネ
それがあって団結が自然に強くなるのかな~
歴史お好きですか?歴史には含蓄ある逸話も多くて、とても勉強になりますよ。歴女とか今更でもありません
損得で行動する人もいますが、このように相手の気持ちを考えて行動できる人になりたいですね~(^-^*)
ダブルボギーさん:私もそうなっていきたいものです
遠山金四郎景元Lv4さん:歴史は好きなんですが、歴女といえる程は詳しくない感じです。でも楽しい
koujiさん:そうかも。この人についていきたいと思わせる上司なら下も頑張りますね
霧隠 才蔵さん:そうかも。私も最近欠けてる気がする
SYUZO-さん:そうですね物より人を大事にするかたでもあるんでしょうね
松山市の河内人さん:ですねこんな上司ならいいのにな
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