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【阪神】ＣＳ第１Ｓ大丈夫？後半戦は甲子園で３勝９敗１分け

スポーツ報知9月11日(水)7時3分配信
【阪神】ＣＳ第１Ｓ大丈夫？後半戦は甲子園で３勝９敗１分け

８回１死満塁のチャンスに代打・桧山は空振りの三振に倒れる（捕手・谷繁）

　◆阪神２―２中日＝延長１２回規定により引き分け＝（１０日・甲子園）　最後のささやきも実らなかった。延長１２回、１死二塁から新井貴が敬遠気味に歩かされると、和田監督は自らネクストバッターズサークルの狩野に歩み寄り、アドバイスを送った。だが、痛恨の遊ゴロ併殺打でゲームセット。「助言？　それはまた次もあるんでね。結局、得点圏というか、走者をためるまではいくんだけど…」。１４残塁で４併殺を喫する拙攻に指揮官も頭を抱えた。

　地の利を生かせない戦いが続いている。後半戦に入り、甲子園では３勝９敗１分け。通算でも２４勝２４敗２分けと貯金をつくれていない。「打線がつながらないというところで、勢いがね。時々、そういう（打線爆発）ことがあっても２、３試合と続かない」と和田監督。優勝がかなわなくても２位は濃厚。ＣＳ第１ステージは本拠地開催になりそうだが、このままでは大歓声を味方にできない。

　首位・巨人とは今季最大の１０・５ゲーム差に開いた。４番・鳥谷に打順変更してからちょうど１０試合を終えたが、３勝６敗１分けだ。「トリ（鳥谷）の前にいかに走者を置くかということになるんだけど、現時点ではそれがちょっと物足りないね」。和田監督は打線全体の奮起を求めた。目標を失った虎に希望の光が見えてこない。