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球宴でもスターや

2013年07月20日 08:12

球宴でもスターや

ハッスル!!虎・西岡お祭り二盗や/球宴

サンケイスポーツ7月20日(土)7時0分配信

 マツダオールスターゲーム第1戦(全パ1-1全セ=九回引き分け、19日、札幌ドーム球宴でもお祭り男!! 全セの阪神西岡剛内野手(28)が「1番・二塁」で出場。四回にチーム初安打を放ち、六回には二盗を決めた。全パの好投手に苦しむ中、孤軍奮闘。三盗も狙うなど、左ひざ痛の不安を払拭した。第1戦は1-1の引き分けで、通算成績は全パの78勝73敗10分け。

 北の大地で躍動した。頼れる虎のリードオフマンが全セでも存在感を放っていた。西岡が四回にチーム初安打。沈黙していたベンチに勢いをもたらした。

 「ヒットが出て、そこから続いていったのは良かったと思います」

 3年ぶりの出場。初めて阪神ユニホームを着てのぞんだお祭り舞台。先頭で回ってきた四回の第2打席だ。カウント1-2から2番手吉川日本ハム)の150キロの直球を左前にはじき返した。第1打席は田中楽天)の前に左飛。続く、「2番・遊撃」で先発した鳥谷も152キロの直球に見逃し三振。チーム全体が3回まで無安打だった。「オールスターなのにパーフェクトになりそうな重苦しい雰囲気があった」。価値ある一打となった。

 六回には先頭で四球を選ぶと、一死からバレンティン(ヤクルト)の打席で初球に二盗を決めた。「オールスターなんでピッチャーもそこまで警戒していないですから。シーズンよりは楽です」。さらに2球目で三盗を狙ってスタートを切った(バレンティンはファウル)。

 「勝ちに行きたかったので、前の塁を狙いたかった」。痛めていた左ひざの不安を払拭する連続スタート。バレンティンは左飛で二塁へ帰塁する際、捕球した大谷日本ハム)がノーステップで二塁にワンバウンド送球。間一髪でセーフになった。

 「こういう舞台でああいうことができるのはスター性のある選手。アウトにならなくてよかったです」と二刀流ルーキーを称える余裕もあった。

 2010年にはシーズン200安打を達成したヒットメーカーだが、過去5度目の球宴で通算打率・143(21打数安打)と冴えなかった。子供のころから球宴プロ野球中継にも興味がなかった。

 「プレーするのが好きで、プロ野球を見るというのはあんまり好きじゃなかったですね。ヤクルトが強かったんでね。地元阪神が弱かったですから。阪神好きなんですけど、弱いから好きじゃないみたいな」

 西岡が加わった阪神は今季V字回復。首位巨人に2・5差につけて熾烈なペナント争いを繰り広げている。強い阪神の一員として選ばれた球宴第1戦で大暴れ。自然な成り行きだった。

 「シーズンと違った楽しみ方というか、のびのびとできました」

 試合後、公式戦とは違った充実した表情で話した。お祭り男がさらに勢いをつける。頂点を目指す戦いに備える。後半戦のロケットスタートを予感させた。
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