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秋季キャンプ順調

2011年11月07日 10:44

阪神小林宏バント練習…先発転向へ本格始動

デイリースポーツ11月7日(月)9時3分配信
阪神小林宏バント練習…先発転向へ本格始動

 来季、先発転向視野に入れる阪神小林宏投手(33)が6日、野手陣に交じってシート打撃に参加。3打席に立って2度、犠打を決めた。ここまで疲労を取り除くことを最優先に、ランニング中心のメニューを消化。調整はベールに包まれていたが、初めての先発練習がバントだった。再起を懸けて挑む2012年。”打てる先発”に、ローテ入りの期待がかかる。

 打撃ケージが片付いたグラウンドで、ぎこちなくヘルメットをかぶった。背番号は41。今季、一度も打席に立たなかった小林宏が、バットを握って順番を待った。ここまでベールに包まれていた先発調整。“お披露目”はマウンドではなく、バッターボックスだった。

 まず対決したのは安藤。無死一塁の想定で、バントの構えを見せた。実戦ではロッテ時代の09年5月28日、広島戦(呉二河球場)以来、2年以上遠ざかっていた打席。初球をファウルしたが2球目、きっちりと投手前でボールの勢いを殺した。続く久保田との対戦も無死一塁。今度は一発で走者を進めた。

 3打席目は無死一、二塁。三塁方向への犠打を試みたが、惜しくも投フライに倒れた。それでも久々の打席で、いきなり2度のバント成功。4日の練習ではロングティーで、柵越えを連発している。すでに披露した長打力に加え、小技も難なくクリア。ネット越しに見守った和田新監督も「打撃がいいのは知っている。バントを見るのは初めてだけど、下手じゃないね」と高評価を与えた。

 小林宏以外にも安藤、上園と、来季の先発ローテを狙う右腕も打席に立った。投手参加のシート打撃実施に、指揮官は「これは春もやっていく。数多くやっているけど、メーン球場ではプレッシャーが違う」と説明。小林宏の先発転向については「来年は数多くやるかもしれない。準備しておくということだね」と続けた。

 今季、阪神に加入したFA右腕は当初、セットアッパーとして「八回」を任されていた。だが、42試合の登板で1勝5敗(防御率3・00)。2度の抹消は不本意に違いない。秋季キャンプ安藤、久保田とともに志願参加した。ここまでは疲労軽減を最優先に、走り込みや体幹トレ中心のメニューを消化。依然としてノースロー調整を続けているが、来季に向けて着々と準備を進めている。

 「やってもらわないと困る人材。チーム構成上、必ずやってもらわないとね」とは藪投手コーチ。今季…いや、長年の課題として、6人目の先発を固定できない事情もある。09年シーズン以来、3年ぶりの先発挑戦。05年から3年連続2ケタ勝利など、実績に不足はない。“打てる先発”が、覇権奪回のキーマンになる。

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