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【魔法少女っ】17-5パーカッションは今日します【敢えて散歩】

2011年06月20日 18:36

昨日は途中で寝てしまいました。
あとは適当に頑張ってるわけにも行かないので、続きをどうぞっ。

怪物が暴れてる現場に茜も追い付く。
「よし揃った。変身よ」
「かーいわれ……」
茜が変身ポーズを取ろうとすると
「ちょっと待つですわ。かいわれ巻き巻きはもう古いですわ」
千歳が制した。確かに一理ある。てか誰もが知ってただろうけど。
「そこでわたくしが新しいナウなヤングにバカウケな変身ポーズを提案しますわ♪」
「その段階で古い……」
小春は聞こえないように呟いた。
「わぁ。楽しみです。教えてください」
茜は目を爛々として、千歳を見た。
「それでは行きますわよ。スコーンスコーンコスコスコーン……♪」
古うっ!
「うぃうぃっしゅりんかねーしょん!!」
とっとと変身を済ます茜と小春

「これが新しい変身ですわ……ってあれ?」
千歳が変身完了してる頃には、茜達は激闘を繰り広げていた。
「うまうま~」
怪物はニンジン型のミサイルを射出して、爆撃攻撃してくる。
ハーモニーブラストっ」
ちゅどどーん
なんていうか、砂煙バリバリだ。
やれやれ、美しくありませんわね」
呆れる千歳の前にトータクが降り立つ。
「暇そうね~私がお相手よ~」
「雑魚ですわね」
「あらら。私、4将軍ではトップの実力だわよ~」
たくさんのネガイナーカードを見せながら、トータクは誇る。
「確かに実力は認めますわ。しかし私たちが想定してる強敵はあなたレベルではなくてよ……チャウシェシュクレベルよ」
「うぐ……」
柔和なトータクの表情が歪んだ。チャウシェシュク。今まで茜達の前に姿を現していないが、その存在感はネオバビロニア内部にも大きいらしい。
お嬢。相手の心理策に油断めされるな」
じゃきん
トータクが纏う鎧がセーフティを解除して展開した。
「わたくしも似たようなものを持ってますわ。つばさ号トランスフュージョン
「ラーサ」
ラーサって言ったか?ラーサっ。
ぎごがぎごぎ。
車椅子が変形して、ドラムセットのようなかたちになった。
「ちょこざいな。返り討ちにしてくれるぞ」
めっさつばくえんは~」
トータクの必殺ビームが放たれる。
ちぇいいん
構わず、千歳ドラムセットを叩き、演奏をしていく。
デイトナパーカッション!」
そのドラムセットカーマインタクトミッドナイトベルのような魔法増幅兵器だったのだ。
「おいらが叩けば嵐を呼ぶぜ、デイトナストームメガミックス
千歳ドラムを叩けば嵐を起こし、トータクにおそいかかる。
「こりゃたまらんわね~。帰るっ」

一方、茜達は。
「うまうま~」
苦戦していた。
「あの素早い動き、追い付けないです」
こちらが攻撃を仕掛けると、馬特有の健脚で逃げかわされてしまうのだ。
「茜さん。おまかせあれですわ」
再び、千歳車椅子に命令すると、今度は、すごいバイクに変形した。
ぶおーん!
「うまうま~」
ちゅどど~ん!

闘いすんで日がくれて。
千歳っ、あんた無免許運転っ」
小春が突っ込む。
「ご心配にはおよびませんわ」
ニコニコがおの千歳
お嬢様は超法規的国際免許を取得されてるのです」
ロールスロイスからメイドが現れて説明した。
「そうそう、紹介が遅れましたわ。このメイドは……」
ぼんっメイドが煙に消えて、そこから妖精が現れた。
ワッフルの東を治める、此花咲々羅姫サラ。長いからサラと呼ぶサラ」
いや、紹介とーとつだろ?

ちゃんちゃん

【良い子の諸君】
茜「千歳さんみたいな真似はしないでくださいね」
小春「あたしゃあのバイクと衝突したのか……よく生きてたな、兄さんの自転車

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