- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女カーマイン】16-3 帝国軍機械化部隊
2011年06月05日 19:32
一方その頃(このフレーズ懐かしいなぁもう!)。
ここは悪の根城、ネオバビルの塔。看板を片付けるひとがそれをしなくなったため、塔の周囲にある砂漠に立て掛けられた悪戯書きな看板は乱立していた。
そんな塔の内部にあるとある一室。
菅ダフィ副将軍は丸い回転ベッドに全裸でくくりつけられた状態だった。変態プレイか?否、やっぱり否じゃないかもだけど、彼の内部は機械化手術を施されていたのだった。
「どうかな?菅君。新しいボディの心地は」
サダム将軍がモニター越しに問いかける。
「最高です。まるで議会の不信任を大差で退けた、時の権力者のように清々しい気分です」
右手をグーパーしてから菅ダフィは言った。
「まぁ、目処が立つまでは頑張ってくれたまえ。では早速……」
「ヒー!」
スタッフが何やらをお盆に載せて持ち込み、机におき去った。
「これは?」
まるで機械の基盤をおにぎりにしたようなそれを掴んで見て、菅ダフィは尋ねた。
「メカネガイナーの素のプロトタイプだ。ネガイナーを作り出す際、カードとともに使ってみるといい」
サダムが高笑いして答えた。
「我が願いは機械化による合理化。願いのチカラに頼らず、我の実力でここまで来た。ネオバビロニアでの最強の部隊の名は我が機械化実験部隊に輝くのだ」
なげーよ肩書き。
「では出撃するがいい。なんなら勢い余って、魔法騎士とクポーのいる香住町をひとつ滅ぼしても構わん」
「はっ!行って参ります」
回転ベッドはカタパルトに変形し、ぼよよ~んと菅ダフィを窓の外に放りこんだ。
ずごごご……
バーニアをふかして、菅ダフィは飛んで行った。
続く!
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