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阪神・桧山、“不敗神話”継続誓います！
2010/12/22 7:52 配信サンケイスポーツ

　不敗神話継続や！　阪神・桧山進次郎外野手（４１）が２１日、滋賀・湖南市の甲賀ＣＣでチャリティーイベント「第１回　２４チャンピオンシップ　ファンゴルフコンペ」を主催。プロ２０年目となる来季に向け、適時打を放てば６戦負けなしの“神話”を継続させる意欲をみせた。通算２０００塁打も射程圏。まずは３月９日、星野仙一監督（６３）率いる楽天戦（甲子園）に照準を合わせる。

　桧山が打てば、負けない。今季生まれた方程式を守る。ファンとのチャリティーゴルフを主催した“代打の神様”が神話継続を誓った。

　「（記録は）全然知らなかったよ。勝っているというのが一番。チームに貢献できているということだしね。数多く打てるようにしたいです」

　適時打を放てば、チームは６戦負けなし。初タイムリーの５月１８日のソフトバンク戦（ヤフーＤ）から、土つかずだ。勝敗を左右するシーンでコールされ、「Ｈ」ランプを灯す。そして、走者をかえす。ピンチヒッターとしての役割を十分果たしたといえる証しだ。

　「代打冥利に尽きる、というかね。そういうものはやっぱりうれしいよ。ただ、自分の中では満足はしていない。やっぱり打てば打っただけ、上を目指していきたいし、数多くのヒットを打てるようにしたいです」

　通算２０００塁打まで、あと「２６」。阪神在籍で記録した１２人目の大台へ。７２試合で打率・２５４、１本塁打、１２打点を残した今季が「２５」だっただけに、不可能な数字ではない。

　「早く達成できればいいし。励みになる数字」

　６年ぶりの優勝に向けて、自らのバットで勝利を呼ぶ。それが個人成績にも直結する。来年１月からは浅井らとグアムでおよそ２週間の合同自主トレを予定。下半身強化をテーマにさらなるスキルアップを図る算段だ。

　３月２５日の開幕ヤクルト戦（神宮）を目標にプランもある。「そのころになるんじゃないかな」。順調ならばオープン戦初打席は３月９日楽天戦（甲子園）。恩師でもある星野監督と対峙し、不敗神話継続へのスタートを切る。桧山がプロ２０年目もタテジマを救う。
[ 2010/12/22 7:52 更新 ]
サンケイスポーツ