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2010年12月12日 08:36

トラ太っ腹や~!ブラ&マートンW2億円
2010/12/12 7:52 配信サンケイスポーツ

 2億助っ人コンビ誕生や! 阪神は11日、クレイグ・ブラゼル内野手(30)、マット・マートン外野手(29)の両外国人選手と来季の契約を結んだことを発表した。ともに年俸2億円プラス出来高(推定)でのサイン新生ダイナマイト打線の核を担ったBM砲が、2011年真弓阪神でも火を噴く。2人のパワーで、こんどこそチームを優勝に導いてくれ!

 6年ぶりの優勝を狙う上で、絶対に欠かせない2人が、来季もタテジマを身にまとうことが正式に決まった。豪打のブラゼルと巧打のマートン。平成ダイナマイト打線の“主役”の2人が、阪神との契約を更新した。

 2009年途中から入団したブラゼルは、今季チーム最多、リーグでも2位の47本塁打、117打点をマーククリーンアップの一角として、圧倒的な長打力をみせつけた。

 一方のマートンは、1シーズンの日本最多安打記録を更新する214安打を放ち、打率・349の好成績を残した。主に1番打者を務めながらも勝負強さを発揮し、91打点を挙げた。文句なしの成績を残した両助っ人に対し、球団はシーズンの早い段階から残留の方向で動いてきた。

 「もちろん、来年もすごく期待している。この2人が中軸を打って打線を引っ張っていってもらわないと、リーグ制覇は難しいからね」

 南信男球団社長は、2人に絶大な信頼を寄せているが、その期待の表れが、来季のサラリーだった。まずB砲は、今季年俸の8000万円から、なんと2・5倍に。1億2000万円増の年俸2億円プラス出来高と大幅増。新たに2年契約年俸変動制)を提示した。数々の記録を塗りかえたマートンに負けない評価だ。

 南社長三宅渉外担当を通じ、「下半身をしっかりトレーニングしてくれ」と伝えたら、「『アイ、シー(分かっているよ)。オフもしっかりトレーニングをやっている』と話していたそうだ」。さらに、球団トップは来季もホームラン量産を予言した。「(統一球は)飛ばなくなるボールと言われているが、日本人は減るかもしれないけど、ブラゼルは打った瞬間、本塁打という打球が多かったからね。僕はまったく影響はないと思っている」とキッパリ

 来季が2年契約の2年目で、今季1億円から2倍となり、年俸2億円プラス出来高で合意したマートンに関しては「彼は性格もまじめだし、なによりも、神がついているから、まったく心配していない。来年も頼むと伝えている。今年以上の成績を残すのは難しいかもしれないが、かなりの数字を残してくれると確信している」。南社長は、来季5番構想も浮上する安打製造器に熱いメッセージを寄せた。

 来季も甲子園で大暴れするのを期待してまっせ!!
[ 2010/12/12 7:52 更新 ]
サンケイスポーツ

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