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【突然の発表に関西芸能界に激震走る】

2010年08月01日 09:35

本家より厳しい応募条件
NMB48に関西芸能界
“戦々恐々” (夕刊フジ)

 「AKB48」の関西版として、繁華街“なんば”の名前を冠した「NMB48」の結成発表に、地元は大揺れだ。関西のアイドル予備軍からは「オーディションを受けてみた~い」といった声が続出しているが、“金の卵”を手放したくない在阪芸能プロダクション各社は“黒船来襲”に戦々恐々としている。

 「ウチも何人かのタレントから『やりたい』と相談がありました。まあ、本人の意思だから止めるわけにも…。突然の発表だけに、彼女たちにも動揺が走っているようです」

 在阪芸能プロ関係者はため息まじりにこう語った。

 NMB48の結成は7月10日、東京で発表された。秋葉原AKB48名古屋・栄のSKE48に続き、大阪難波NAMBA)を拠点に、9月には1期生を決め、11月から活動をスタートする予定だ。

 運営事務局は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー内に設置。ただ、AKB生みの親で総合プロデューサー秋元康氏(54)への配慮からか、事務局では「吉本本体とはあくまで別組織」(担当者)としている。

 芸能プロ各社にとって頭が痛いのは、「他のプロに所属していないこと」というNMBの応募条件。本家AKBでは結成当初、「別の芸能プロに所属していてもOK」だったのに対し、いささか厳しい印象も。事務所を辞めて応募する卵たちが続出するのではないか-というわけだ。

 関西では、よしもとと松竹芸能の大手がお笑い系を中心に、アイドルテレビタレントを育成してきた。ホリプロなどいくつかの東京プロダクション大阪支社を設置して発掘。さらに、アキバと並ぶ西のオタク街ポンバシ日本橋)を拠点に「ポンバシアイドル」を発信しようと懸命の小さなプロダクションや、アパレル企業を背景としたモデル系の事務所などもある。

 そこへ満を持して乗り込む形となったAKBブランド。秋元氏は発表した際に、「大阪発のアイドルは、今まであまり例がないということなので、ユニークキャラクターのチームが誕生するのではないかと期待しています」と自信のコメントを寄せた。

 関西の芸能界は、どうしてもお笑いタレントが優位で、アイドル志望者は直接、上京するケースが多かった。このため、「関西のアイドル市場にも隠れたファンがいるのは間違いなく、需要はあるはず。NMB登場で活性化すれば、ボクらの励みにもなる」(大手プロの大阪支社)と期待を寄せる声もある。

 それでも、“地元感情”はフクザツで、「すでに他社とも連携を取って対策を考えています。やはり秋元ブランドは脅威」と一部では、包囲網の構えも。無事、NMB王国は開国の途につけるか-。


【笹パンダコメント

 「他のプロに所属していないこと」という厳しい応募条件。確かに所属事務所を辞めてまで応募するタレントが続出しそうですね。

 秋元康さんへの配慮から吉本と別組織とは言ってますが、事実上のタッグですよね。

 関西のアイドルの卵たちにも、チャンスが巡ってきたわけです。

 “お笑いの殿堂”関西圏で、アイドルがどう育つのか注目です。

このデジログへのコメント

  • 笹熊猫 尚輝 2010年08月01日 21:04

    > ゆうらさん
    コメントありがとうございます
    懐かしい♪
    今回は、関西色が色濃くでるのか、楽しみですね

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