アニキ契約更改

虎・金本１億減でサイン…日本トップは死守
契約更改を終え、記者会見する阪神の金本知憲外野手＝２２日午後、兵庫県西宮市の球団事務所【フォト】

　年俸５億５０００万円で、３年連続で日本選手最高だった阪神の金本知憲外野手（４１）が２２日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１億円減でサインした。年俸は４億５０００万円となったが、米大リーグから復帰した城島健司捕手（阪神）の年俸が５億円ではなく４億円とみられることが判明したため、４年連続で日本選手最高となることが確実となった。

　交渉は約１時間。金本は大幅減について「金銭的なものは特にたいした話はない」と言い、交渉では「ことしの選手はこういうスタイルで戦っていきたいというのは伝えた」と話した。

　オフに左ひざを手術して臨んだ昨季は打率２割６分１厘、２１本塁打、９１打点に終わり、いずれも前年の成績に及ばなかった。４月に４２歳になる金本は「ことしは去年の雰囲気でずるずるいかないように、新しい生き生きした姿でプレーしたい」と力強く宣言した。

　連続試合全イニング出場は１４７４試合で継続中で、節目の１５００試合まであと２６と迫っている。（金額は推定）