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「東京タワー」

2006年05月28日 19:53

9/10点!岡田准一主演。黒木瞳松本潤寺島しのぶ他。恋はするものじゃなくて、落ちるものだ―東京タワーがやさしく見守る街で―。大学生の透(岡田准一)は、20歳年上美しい人妻、詩史(黒木瞳)と出会い、その瞬間恋に落ちた。そして3年間、二人は静かに愛を重ねていた。透の友人、耕二(松本潤)もまた、ガールフレンドがいながら喜美子(寺島しのぶ)という年上人妻と別れることができないでいた。しかし、次第に強くなる相手への想いを抑えられなくなった時、4人はそれぞれの決断を迫られることになる・・・。女性たちに圧倒的に支持される江國香織の同名小説を透明感のある美しい映像で映画化東京タワーが優しく輝く都会の街を舞台に繰り広げられる、珠玉のラブストーリー情熱に飲み込まれると壊れてしまいそうな繊細な心を持つ透、まさに江國香織の別小説冷静と情熱のあいだ」を実演している詩史、子犬のように可愛いかと油断すると鋭い視線とセクシーさで狙ったものを射止めるイマドキの男の子・耕二、主婦でありながら少女のように無邪気で情熱的な心を持て余している喜美子。皆、ナイスキャスティングです。特に岡田くんと松潤キャラは違えど、年下の男をやらせたら右に出る者はいないと思うし(笑)寺島しのぶ彼女の素のままって感じがしました。普段は怖い役柄が多いけど、本当はとても女の子で無邪気で情熱的っていう。冒頭の「人は相手の容姿とか性格じゃなくて空気に惹かれる。」ってセリフで一気に惹き込まれました。これは超共感。一瞬で恋に落ちるって本当にあると思うから。いわゆる「不倫もの」なので中盤ドロドロしてたし、どっちつかずがずっと続いて眠い時に観てたらきっと寝てしまったと思いますが、女のギリギリのところまで判断を下さないみたいな汚さというかずる賢さは丁寧に描かれていたと思います。林真理子は女の汚さを描く天才だけど、江國香織はそれを美しく見せてしまう天才だと思いました。見せ場もけっこうあったし、最後までどっちに転ぶんだろう?ってずっと引っ張ってラストパリのシーンは本当に綺麗でした。不倫ものはハッピー・エンドじゃなきゃ観る価値ないと思うから。それにしても岡田くんはセクシーだった(笑)2005年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2006年06月02日 16:22

    >taichiさん
    ありがとうw 雑誌に投稿するにはまだまだです(>_<)偏ってるし。

  • 銀樹 2017年08月17日 00:16

    思い出深い作品です。
    よく不倫してた時、主人公と自分を重ねてました(笑)

  • ユリ 2017年08月17日 02:44

    > 銀樹さん
    じゃあ、年上の女性だったのですか?不倫ものでハッピーエンドってあまりないので、この作品は好きです。

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