- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ヒトラー ~最期の12日間~」
2006年05月15日 14:58
10/10点!!世界震撼。全てを目撃した秘書が明かした、衝撃の真実−”ナチス”というひとつの組織の崩壊劇がドイツ自らの手で余すことなく浮き彫りに描かれている。誰もが知っているアドルフ・ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)とその側近たちや、愛人エヴァ(ユリアーネ・ケーラー)の真実の姿がヒトラーの秘書・トラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)の目を通して、残酷な悪役としてだけではなく、一人一人が一人の人間として見事に描かれています。そして、敗戦を悟ったヒトラー自身が狂っていく様も、私が思ってたイメージだと本当に鬱状態でおかしくなって自殺したというものだったのだけれど、それとはまた違っていました。戦渦でヒトラー同様、「戦争が人を人で無くしてしまう」というか、側近たちも日本の戦時中の「天皇陛下万歳」のように最期までヒトラーに忠誠を誓い、次々自殺する者もあり、ヒトラーに降伏を懸命に進言する側近もあり、日本だったら当時は天皇のための死は名誉みたいにされてたイメージがあるけど、ソ連に対し、自ら降伏した側近たちや、逃亡した側近も大勢いたし、私の思っていたヒトラーのすべてがマインドコントロール的な社会だったわけではなくそれぞれがそれぞれの意思で動いていたんだなとこの映画を観て思いました。全然上手く書けないんだけど、戦争映画でこんなに衝撃的な真実を突きつけられたのは初めてだし、2時間半もある映画なのに本当に引き込まれてしまってアッという間でした。本当に史実のみの映画だけど、だからこそぜひ皆さんにも観て欲しいです。そして戦争がどれだけ人をおかしくしてしまうかどれだけ残虐なものかを改めて実感してほしいです。(って私も22歳だし、映画とか本でしか知ることができないのだけれど。)2005年公開。
このデジログへのコメント
日本もそうだったんですよ^^
誰も勝てると思っていないのに始まった戦争。
極右的な人は一部でした
DVD買ったけど…まだ見てない…>ヒトラー...
私は劇場で見ました。ヒトラーのイメージを変える映画ですよね。でも、本当の所はどうなんでしょ。。
>繚乱さん
そうですね。自分の国のことも考えさせられる映画でした。
>っとろさん
DVDは家にあるの怖いかも。戦争ものは観るのは大切だけど怖くて眠れなくなっちゃうから
>萬之助さん
すごいロングランでしたよね。でも秘書が語ったっていうのが真実味ありますよね。
ソクーロフの「モレク神」もいいですよね。「太陽」はまだ見れてないのですが・・・
yanoさん
「太陽」観て見たいですね。でもできれば日本で作ってほしかったですね。
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