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劇場版 「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」レビ

2006年05月25日 03:44

劇場版 「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」レビ

9/10点!!「錬金術世界」から門の向こうへと飛ばされたエド。抜け出したのは、西暦1921年のミュンヘンであった。第一次世界大戦の敗北を機に、破滅的にインフレが進行し、人々は貧困に喘いでいた。屈辱的なヴェルサイユ条約を締結した責任はユダヤ人裕福層にあると、反ユダヤ主義を掲げるナチスによるテロが横行。20世紀最大の悲劇といわれるホロコーストの温床が出来上がっていた、そんな時代。錬金術の使えない現実世界で門を突破する可能性を考えていたエドは、ヘルマン・オーベルトに啓発され、科学技術の粋であるロボット工学を学ぶが、そのまま2年の月日が経っていた。どこまでいっても逃れることの出来ない運命に、エドは次第に焦燥をつのらせていた。そんな1923年のミュンヘンから、物語は始まる−。いや~最近のアニメはもう子どもだけのものじゃないんだなとつくづく実感しました。というかストーリーを読んでお分かりだと思いますが、子どもは奥深くまでは理解して観れないんじゃないかと。(^^;)それくらい、話は複雑で登場人物それぞれの感情が複雑に交錯しており、だからこそ、その中で一番シンプルなエドとアルの兄弟の願いと絆が強く常にストーリーの軸に据えられててとても良かったです。オープニングのL'Arc~en~Ceilの新曲「Link」に合わせた映像も超かっこ良かったし、やっぱりラルクの曲を聴くと「鋼錬」が帰ってきた!って気持ちになってワクワクしました。でも今回も内容はかなりヘビー。でも錬金術という魔法の世界を実際の史実(しかも重要な時代)とリンクさせて進んでくストーリーにはひたすら感心させられました。「よく出来てるなぁ~。」と。(笑)エドとウィンリィが再会したシーンとかまぢ泣きそうになったし。アニメも侮れませんね(>0<)ストーリー的には完璧だったのですが、なぜ9点かというと、ゆゆの大好きなロイとリザの出番が少なすぎたこと(爆)と、ラストはやっぱり「錬金術世界」に戻ってほしかった~~。(−皿−)だってあれじゃぁ、残されたウィンリィが可哀想過ぎるし、エドとロイの掛け合いももう観れないってことだし、第一もう錬金術が出来ないんじゃ続編が作れない!(涙)切な過ぎる~~!ガジョーンΣ(゚д゚lll)2005年公開。

アニメも観てたりしてw

このデジログへのコメント

  • たくみ 2006年05月25日 10:44

    お初です
    映画めちゃ好きみたいですね(歴史も?)
     いろいろ 参考にさせて頂きますm(__)m

  • ユリ 2006年05月29日 13:19

    >たくみさん
    はじめまして(^^)映画は当たるから行くだけど、歴史はかなり好きですね♪

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