私の好きなゲーム5

一時期はエロゲーだと揶揄された作品。
その世界設定の一部が狙っていると思わずにはいられないほど卑猥な出来という、意外と大人向けの作品。

絵も世界観も私好みです。
なにより音楽が最高。




『アルトネリコ』

■公式サイト
http://ar-tonelico.jp/at_release/index.htm

　話が地味に壮大で、しかも物語り自体が長く、さらに私がプレイしたのも数年前なので記憶が曖昧という理由から説明がすくないですがご承知ください。

　この世界ではレーヴァテイルと呼ばれる特殊な能力を持つ女の子たちが住んでいます。彼女たちは希少種に分類され、詩によって魔法を発動することが可能という特性を秘めていました。

　主人公は彼女たち、レーヴァテイルの力を借りて自分の住んでいた街を救うために狭くも広い世界を旅することになるのです。えぇ、色々めんどうなのとアルトネリコⅡの記憶が混合していて不安なのでこれ以上は物語自体の説明はしません。

　さておき、このレーヴァテイルの使う詩魔法の特性として、より強力な詩魔法を覚えるにはグラスノ結晶と呼ばれる有害物質を体内に取り込まねばならず、その取り込む場所も個々で異なっています。

　これが大人向けという理由の一つです。
　えー･･････ボイス有りの作品ですので、グラスノ結晶を取り込む際に抑えた悲鳴を彼女たちはあげます。えぇ、地味に卑猥です。しかも大切な人にしかこういったことは頼めないという風習的かつ常識的なものがあり、それに拍車をかけている様子が窺えます。

　某人物はへその下あたりにその部分があったりするので、私的に『オイオイ』とツッコミを入れてしまったくらい。

　さらにジャンル名が『ムスメ調合ＲＰＧ』。
　オイオイどころの騒ぎではありません、公式が狂っていると言わずにいられない。大人の遊び心満載の一品。

　しかしゲームのシステムは何気に爽快感があり、成長させていくとダメージの桁もそれなりに高くなり、コンボを決める際にはある種の快感を感じます。このあたりはイリスのアトリエに通じますね。

　またイラストも綺麗で、なによりも音楽が素晴らしい出来です。
　音楽を聴くだけでもこの作品をプレイする価値があると言って良いでしょう。どことなく民族音楽を思わせるつくりには感慨深いものを感じずにはいられません。