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ライトノベル

2009年10月04日 15:02

ライトノベル

挿絵が織り込まれた小説の一つの形態
 それがライトノベルと呼ばれるものです。

 オタク文化の一つであり、私の趣味の一つでもあります。

 某デジログで取り上げられていたのでちょっとお話してみたくなりました。私の部屋に保管されている蔵書はライトノベルだけで200冊以上という、そのくらい好きな分類だったりします。
 えぇ、取り上げられていたから話すというのは名目であって、本音は好きなんだということを言いたいだけですね。


 裏ではエロゲの話を持ち出して 『物語』 というものがそこにあるというようなお話をしましたが、ライトノベルとはいえこれも小説であることに変わりはなく、当然こちらにも物語があります。


 私が個人的に好きな作品を挙げるならば以下のような感じ。

キノの旅
終わりのクロニクル
・境界線上のホライゾン
アスラクライン
狼と香辛料
・Wizard'sbrain
とらドラ!
悪魔ミカタ
ゆらゆらと揺れる海の彼方

 数え挙げれば切りがないのでこの程度にしておきますが、読んだ人ならば分かるとおり、私は基本的にファンタジーが好きです。現実とは異なる世界観が好ましく感じるのかもしれません。



 中でもオススメは『キノの旅』と『終わりのクロニクル』です。

 前者は様々な国々を渡り旅を続けていくというもので、それぞれの国にある『常識』やそこで起きた『出来事』を体験していくというお話です。
 この作品はなかなかに考えさせてくれる部分もあり、個人的には『多数決の国』は面白い内容だったと感じています。

 詳細は省きますが、王政国家が民衆の反乱によって瓦解し、民衆らによる政治、いわゆる民主主義が起こるのですが多数決によって『危険な思想』だと判断された人々は『死刑』にされていったという国の話です。

 国民すべてが集まって多数決をするのは効率的ではない、国民が選んだ数名が多数決をするべきだ、というような感じの主張をした人は『特権階級的立場を作ると、王政のときのようなことになりかねない』として、これは危険な思想だということで多数決死刑にされてしまいます。

 そうしてその国の国民は一人だけになってしまい、そこに旅人がやってきて最後の国民からお話を聞くのです。

 このように国々を回る話なのですが、短編をつなげたようなオムニバス方式となっており、電車での通勤中などで読むのに最適な形の小説となっているのも特徴ですね。



 終わりのクロニクルの世界は現代の日本であり、地域も建物もそのままに表現されていますが、ファンタジーな設定を織り込むことで大きな世界観を伴った物語になっています。
 ちなみに挿絵が何気にエロイ場合もあり、シリアスコミカル、そしてエロスを上手く使い分けた文章は独特で楽しめます。

 こっちは話が長すぎるので文章が苦手な人にはオススメできません。私でさえ地味に苦労しました。でも何度も読み返すくらいにお気に入りなので是非とも読んで頂きたい作品だったり。



 と今回も長くなりましたがこのあたりで終えたいと思います。
 次はアニメの話でもしてみようかと考えていたり。

 ではでは最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした。
 そしてありがとうございました。

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