- 名前
- callo
- 性別
- ♂
- 年齢
- 58歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ドキドキさがして ときどき うろうろ・・・
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やっぱりキミは、サイテーのやなおんなだと思うのだけれど
2009年08月02日 12:28
ボクはすべて知っていた。
ボクとデートしたあくる日
そしてボクが仕事で遠くの街に行った日
キミは彼と逢っていた
なぜ、それほど疲れているのに、
そして、ボクが誘っても
応じはしなかっただろうに、
などと考えると
苦しくて
切なくて
もし、その不快が
ジェラシーだとするならば、
それを糾せば
キミは彼と
逢ったことを
隠すだけになる
そう思うと
やはりボクは
わかりきったことでも、
知らぬふりを装って
どこか、空しい一点に
目を注いでいる
ふりをするしか、ない。
救いは
まだ、キミが
彼に抱かれてはいない、
ということだけで。
未だ手を握ることも無いボクは
そこに踏みとどまっていることで
辛うじて、
苦しみからも
痛みからも
離れていることが、できる。
つまり
誰かの特別であること
誰かに別格の
思いを寄せてもらうこと
それを確認することでしか
自分を確かめることができない
そんなキミに
何もしないでいることでしか
ボクは自分を確かめることが
できない
こんなにも
やるせないのに
これほど
せつないのに
キミはどんどんと
ボクに近づき、
広く美しい額の下の
大きく
ぴかぴかの瞳に
憂いや懼れやおののきを
時に涙さえ浮かべ
揺れる思いを
何かに抗うような
理解されないことの
わかってもらえないことの
哀しさを滲ませて
ボクを激しく
揺さぶる
むしゃむしゃと
むさぼるように
ボクを支配する
だからさ、
キミってサイテーだね
からかうように
ボクが云えば
キミは
目線をどこか遠くに外して
「サイテーでも、なんでもいいです」
軽く笑って
ボクの言葉をいなす
ボクはそんなキミを観ながら
本当に、やなおんなだな、って思うんだけど
なのにそんなやつと
どうしてこんなに
一緒にいたいんだろう?
このデジログへのコメント
それでも苦しくてもスキなんですね(ρ_;)読んで胸が痛い
スキよりもっとなのかな
コメントありがあとう。
ボクは人の胸を痛くするほど、
まともな人間ではないのだけれど、
しばしば自ら、胸を痛める事態を、招来したりしてます。
自業自得、というべきか
学習しない、というべきか・・・
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