「官僚たちの夏」

「官僚たちの夏」（ＴＢＳ系、原作・城山三郎）が放映されている。
高度成長をぐいぐいと引っぱった通産官僚の物語だ。
だが、むしろ気になるのは、０９年版「官僚たちの夏」である。
元大蔵官僚の野口さんは素っ気ない。
「政権が代われば、付き合いのなかった人たちが乗り込んでくるから、やっかいだと思っているだろうね。でもそれだけ」
厚労省の木村さんはこうだ。
「幹部たちはポストも天下り先も、引き続き保証されると思っているのではないか。クビを切られた後で『想定外』とぼやくかもしれません」　(毎日新聞7/24)


城山三郎さんは好きな作家で、ほぼ全ての作品を読みました
私が早くから株をやり始めたのも「百戦百勝」を読んでしまったからからかも知れない
高校生の時、３５歳で独立して会社を興すと考えたのは、
「乗っ取り」や「価格破壊」を読んだからかも知れません

確かに昔はこの作品の様に、がむしゃらに頑張った官僚たちが居た
佐橋さんの様な官僚はもう一人も居ません
優秀な人達は、役人には成りません
日本が平和で、一応暮らし易い国にしたのは間違いなく彼等です
政治家ではありません

しかし、今はどうですか？
業界からの信じられない接待に、盆暮れの届け物
局長クラスにも成ると、一つの部屋が一杯になる程の品物
「品物はもういいから、商品券にしてくれ」とまで言う


ＴＢＳさん、そんなに官僚を持ち上げてどうする？
過去の美談を書いても仕方が無い
もう二度とあんな時も場所も人も出ません
私なら、「ノーパンしゃぶしゃぶ」の大蔵官僚と銀行を題材にしてドラマを作る
こちらの方が遥かに視聴率も上がる


見るのも汚らわしいので見ていませんが、このドラマのスポンサー達と総務省の意向ですか？
鳩山弟さん、彼方が仕切った？


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