- 名前
- エンドウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 飲食店で激務の傍ら、休日は愛車と気ままなお出かけをすることが多かったのですが、最近は...
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理想のタイプ
2005年05月24日 01:19
久しぶりに友達と会いました。
ちなみに、他意はありませんが女です。
あまり時間が取れなかったのでたいした話はできませんでしたが、なぜか理想のタイプについての話をしました。
「やっぱり中身だよね、見た目はまあいいや」
「優しい人ってか」
「うん、優しい人がいい。でも優しいだけじゃね・・・」
「どゆこと?」
「引っ張ってくれるって言うのか・・・積極さも欲しいなあ」
「・・・つまり、積極的に優しい人が好みということだな!」
すげー笑われました。
不当ですよ。
理想のタイプ。
恋する者たちの語り草です。
先のように優しさを求めたり、あるいは賢さを求めたり。
もしくは見た目を重視して美形を求めることもひとつの理想です
しかし、単に優しさやかっこよさなどと言うだけでは具体的ではありません。
優しさひとつ取り上げてみても、甘やかしてくれる優しさ、相手のためを思った厳しい優しさなど、様々です。
小学校高学年辺りから、恋に憧れるお年頃になってくると思います。
女の子は好きな人のタイプなどを教えあってきゃーきゃーとはしゃいでいるイメージが強いのですが、どうなのでしょう。
男の子の場合は、先に性に対して興味を持ってくるので、女の子とはニュアンスが違っていたと思います
ただ、この時期の好みというのは抽象的で要領を得ません。
彼ら彼女らなりに真剣なのはわかりますが、擦れた大人(といっても今年22歳になるばかりの若造ですが)からしてみれば拙いものです。
エンドウさんは勝手にこれを「理想の第一段階」と捉えています。
しかし、純な憧れは次第に俗を帯びてきます。
どうせ付き合うのなら(好きになるではなく、付き合うという時点で意味合いが変わっています)かわいい・かっこいい人と付き合いたいと思うようになります。
当然ですね。美を認識できるようになれば、不細工は敬遠したいと思うのが、まあ一般的でしょう。
どちらかというと外見に重きを置くようになる。
これが第二段階です。
そして第三段階。
人間は顔じゃないよ!中身が大事なんだよ!
こうなります。
いくらヴィジュアルがよろしくても、性格がよろしくなければいただけない。
あるいはセンスが良いというのも好感が高くなりますし、本当の意味で頭がいいというのも評価に入ります。
つまり、相手の内面へと関心が移っていくのです。
特に学生時代も後半になりますと結婚を視野に入れながらの付き合いもありますので、内面というのは大きなウェイトを占める部分になりますね。
ここに至って、理想というのはステージ的に完結するかに見えます。
しかし、エンドウさんのバイト先に勤めるパートさん(推定37歳)は
「やっぱり男は顔だよね~!」
と仰られます。
このパートさんは第二段階、言うなれば高校生レベルで人を選んでるように思えますが、多分そうではありません。
隠し要素の強い、第四段階に至っているです。多分。
たとえ素晴らしいパートナーにめぐり逢ったとしても、それがその人の全てとは限りません。
10年、20年、30年を過ごすうちに見えなかった部分や理解できなかった部分が白日の下に晒される可能性は十分にあります。
例えば、実は平気で屁をかます人だったとか、趣味が爬虫類の飼育だったとか。
真面目な話をすればドメスティックヴァイオレンスや浪費・ギャンブル癖があるかもしれません。
人間は多面的ですが、向き合うときは一面しか見えないのです。
物理的に考えるならば、サイコロを想定してください。1が見えているときは6が見えません。そういうものです。
それが、長い時間を重ねるうちに全体が見えてくるのですよ。
ちなみに俺の親もそのパターンに当てはまります。それでも何だか仲良くやってますけどね。
人間はどんなものを隠し持っているのかわからない。
そうだったら、目に見えなくてわからない内面にかけるよりも、目に見えてわかりやすい外見にこだわったほうがいいじゃないか。
これが第四段階の発想です。
ある意味で悟りを開いた考え方で、究極的といえるかもしれません。
正直、どれがいいのかなんて言えません。
第四段階にしても、加齢と共に肌はだるだるになってきますしボディラインも崩れますし頭も禿げてきます。
永久なるイケメンなんていません。
結局はどこかで妥協するしかないのですね。
性格と顔がそこそこ、若干どちらかに傾いているかな・・・という程度が無難です。
外見・内面ともに兼ね備えた超人は、マンガの世界の住人です。俺たちには縁がありません。
もし、そんな人に出会ってしまったのなら。
そいつは二次元人です。いるべき世界に帰してやりましょう。
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