- 名前
- エンドウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 飲食店で激務の傍ら、休日は愛車と気ままなお出かけをすることが多かったのですが、最近は...
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幼稚な・・・
2005年05月16日 23:38
「女子高生を三週間監禁」
夕刊を開いて途端に目に留まったのが、上記の見出しでした。
掲載位置としては隅のほうですし、大型の記事ではないのですが、ふと言葉の端を捉えてしまった次第です。
事件の概要は、女子高生が出会い系サイトで知り合った男性に三週間連れまわされ、男性の自宅や車に監禁されていたとのこと。
どうやら、隙を見て逃げ出して近くの交番に駆け込んだ模様。
そして、追いかけてきた男性から事情を聞いた上で監禁の疑いにより逮捕したとのことです。
容疑者は犯行を大筋で認めており、
「女子高生が好きで堪らなかった。一緒にいたかった」
「俺のことを好きになれ。好きにならなかったら殺してしまうぞ、と脅迫した」
などと供述しています。
な、情けねえ。
とても笑いを誘うコメントだと思うのですが、どうにも情けないので涙が出てきそうですよ。
気持ちはわからないでもないのですが、それを行動に移す心理は不憫でなりません。
女性はアクセサリーではありません。
女子高生もしかり。物ではなく人間です。
それを欲しいからといって、無理やり手に入れようとは何とも幼稚ではないですか。
分別のないガキと一緒ですね。
むしろ、その時期からの進歩が見られないと捉えたほうが道理かもしれません。
少し乱暴な見方ですが、ガキどもは欲しいものは他人の持ち物でも持っていってしまいます。
人のものだからとか、誰々が使っているとか、そういうことよりも欲しいという気持ちが優先されます。
ただ、これは当たり前のことです。
奪い、奪われ、奪い返す。
そういった気持ちのぶつけ合いを繰り返すうちに他者を認識する能力が育ち、自我が形成されていくのです。
俺のものも、お前のものも、欲しいものはみんな俺のもの。
そんな勝手が通用する道理はありません。それが良識ですよ。
ありがちな見解ですが、容疑者は幼少時に甘やかされて育ったのではないかと。そして、なんでも自分の思い通りになると思い、それがたまたま通ってしまったまま今に至ったのではないでしょうか。
そう考えると同情の余地があるかもしれません。
そりゃあ、俺だって女子高生は好きな部類に入りますよ。
何よりも若さがありますし、制服姿もかわいいものです。
しかし、高校を卒業してしまえば、それを手に取ることは非常に難しい。機会が失われたといっても過言ではないと思います。
それに在学期間は限られていますから、機会に恵まれても、永久に・・・ということもまた難しいですね。
それでも求めたがるのが、ある意味、男の性なのかもしれません。
しかし、そうだからといって男性の行為は許されるものではありません。果てるとも知れない怒りに触れるものです。
人が物のように金や暴力によって手に入るのは日常ではありませんよ。
それを理解できなかったのが容疑者の本質的な動機なのだと思います。
幼い人格のまま育ってしまったのは彼の不幸です。取り巻いていた環境を責めることはできますが、それだけでは意味がありません。
男性が向き合ってこなかったものに、男性自信が自ら向き合うことが重要なのですから。
この男性が更生しようがしまいが、俺にとっては興味のあることではありません。
ですが、彼ひとりが更生を果たしたところで、幼稚な人間は結構あちらこちらにいるものです。
そして、なぜかそういう人間のほうが立場で上であったり、彼氏彼女がいたりして、それに関してもエンドウさんは憤怒です。
不条理だわ、もう。
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