安産のお守り

ここんとこ、仕事でも面白いことがなく、デジでもろくなことがないので、生きていくのが面倒くさい、とか思ってるみんきーがそれでもがんばってログを書きに来ました。

きのう書けばよかったのに、忘れてしまったことがありました。
金曜の夕方のことです。

以前うちの部署にいた人の一人（男）のことです。
先週は仕事の関係で何度かメールや電話をすることがありました。
こいつは、いわゆるイケメンでもてます。おまけに声も甘ったるい感じ…というか優柔不断というか、はっきりしないというか…はっきりりしている時ははっきり言ってくれるんですが、大抵奥歯にものの挟まったような言い方になります。あ、残念ながら嫁います。今日の主人公です。

その主人公と電話していると「聞いているとは思いますが、そんな事情でもうすぐ留守にしますので…」といつものようなぐにゃぐにゃの口調で言ってきます。
私は「聞いてはいない」ですが、「ああ、パパになるのね」ということはわかりました。

大昔はパパが出産に立ち会うなんてほとんど聞きませんでした。もちろん、時間によっては病院に駆けつけたり、自分で運転して病院に連れて行く、なんてこともあるでしょうが、大体が産まれた後におっとり刀で駆けつける、という時代だったように思います。
いや、駆けつけるのはまだマシな方だったかもしれません。産院の廊下で「まだか、まだか」と待つ、という光景はあまり見なかったような。

閑話休題。で、その人の奥さんは確か中国地方かどこかの実家に帰って出産だったようです。
うちの部署の知り合いに聞いたら予定日はなんでも10月4日だそうですが、水曜、木曜と電話で話した感じではもう金曜は来ないような様子でした。
なので、少し早めに合流して待つことになるのでしょう。そんな前から行くなんて時代は変わったなぁ、と思います。

それはともかく、金曜にうちの部署の知り合いの女性が「（奥さん用に）安産のお守りをあげようと買ってきたんだけど」といってます。
私が「え？もう金曜は来ないような感じだったけど?」というと慌てて携帯に電話しています。奥さんの実家の住所を聞きだすのでしょう。
残念ながら繋がらなかったようですが、すぐ向こうからかかってきました。

…いきなりすっとんきょうな声をあげてます。

はい、この驚きようからわかりますように「もう産まれてしまった」のですね。

後でいろいろ話してくれたところによると金曜の朝には産まれてしまったそうです。病室から電話をかけてきたらしいのですが、驚いた声は奥さんの耳にも届いたようで笑ってたそうです。その旦那は結局出産には間に合わず。場所がきっと田舎だったので、夜は交通手段が限られるからでしょう。
東京から中国地方じゃ、車を飛ばしてもかなりかかります。これだけ周到に準備しても間に合わないときは間に合わないものなんですねぇ、なんて変な感想をもちました。

そういえば、北京五輪の時は天気もコントロールしようとしたようです。
科学の力で自然現象も抑えようとしてますが、まだ地震は当分ダメそうです。
出産のコントロールも難しいのでしょうね。
縁起が悪い言い方をすれば、死ぬ時はいろんな延命措置で死に目にあわせる、努力はできるようになりましたが、出産の方は「ちょっと待った」というわけにはいかないのでしょうし、また、母体への影響を考えればやらないほうがいいでしょう。

そんなわけで、安産のお守りを買ってきた人はがっかりです。ま、次があるかもしれないから、それまでキープしとけば…と思ったけど言いませんでした。
ま、お祝い袋は買いだめしておいてもよい、そうなので、別の人に再利用してもいいかもしれません。いくら少子化とはいっても、たくさん人がいれば、出産する人もそれなりにいますから。

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今日の一言：「アル中患者とは、その人の主治医よりも酒を飲む人のことである」
ほんとかどうか知りませんが、酒を飲まない医者はよろこんど患者に禁酒を宣言し、酒を飲む医者は躊躇するそうですが、どんなものでしょうか。

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本日の画像は、期間限定「じゃがりこ　グラタン」です。ずっと並んでいて目障りでした。とうとう誘惑に負けて買ってしまいました。
味はグラタンではなくてホワイトソースですね。もっとくどいのを想像してましたがそれほどではありません。でもくどくないか、と聞かれればくどいです。
もう一回買うことはなさそうです。