子供の名前

水曜午後は、4-5年前まで、うちの部署で働いていた人（女性）が顔をみせました。
寿で退社したのに、旦那の会社の手伝いに呼び寄せられ、さらに、その旦那が海外に1年かそこら駐在し、そんでもって、このたび「おめでた」で東京の実家に報告がてら遊びにきたらしいです。
当時から一緒に仕事していた人も何人か残っており、幸い上司は本社詰め（でも、テレビ会議で打ち合わせはしたがりましたが、その人が来てるのは秘密♪）だったので、午後に話がはずんだようです。

で、その時に、もれきいた話。
子供の名前をどうするか、ということで「父親と1文字違い」はまぎらわしいけど楽しい、とか、まだ性別がわからないならどっちでも通用する名前にしたらどうか、とか、話がでてました。
うちの部署にいる、あるいは、いた、面白い人の名前から1文字拝借しようとかの案もでました。アホなことをして叱る時に「○○、本当におまえはアホなんだから」というのが笑えそうです。

極めつけは、「そーだ、あの上司の名前を使えば?こら、××、そんなことしちゃいけません、って言うと楽しいかも」という案でした。
確かに、会社関係の名前なら親戚筋から文句を言われることはないでしょうね。ちなみに、その人の旦那もうちの上司の知り合いです、っていうか、うちの部署で知り合ったんですが。

仮に上司にみつかっても「ありがたく1文字いただきました☆」なんていえば、喜びそうなのでかなり現実味を帯びてます。が、夫婦二人とも「いい人」なので、そんな不遜なことはしないと思います。
私なんか、名前なんて区別がつけばいいから、と思ってるので悪魔だろうが角栄だろうが、なんでもいいと思います。でも、あんまり変なのにすると「いじめられる」ので、いじめられない程度の名前がいいのではないかと。

因みに、昔中国の人に聞いた話。野茂投手が話題になってた頃なのでもう15年近く前です。「何で日本人は『英雄』なんて名前をつけるんでしょうね。中国ではこれは本当にヒーローの英雄という意味だから恐れ多くてつけられません」と言ってました。
日本では「ひでお」と「えいゆう」と読み方が違うとはいえ、こんな名前の人は中国に行くとかなり「おお」といわれることでしょう。なまじ漢字が「表意文字」なだけにおこる問題です。
これからの時代、漢字で名前をつける時は、中国語でどんな意味があるか調べておいたほうがいいかも。花子、浪子、麻子は中国語でとんでもない意味がありますのでご注意。さすがに今の時代「花子」は少ないでしょうし（トイレの花子さん、ってありましたね）、浪子もほとんど聞きませんが、麻子さんはまだ見かけるような。

ところで、人名漢字で「天皇」が使えるなら、こう書いて「あまお／あまこ」と読ませたりしたら、もめるでしょうかね？？
天皇だと右翼が怖いなら、首相とか大臣でもいいです。どう読ませるかはしりませんが、宇宙と書いて「ひろし」とよむ、例もあるので、何でもいいのでしょう。首相で「いち」と読ませてもいいのかも。大臣だったら「ひろみち」はありかも。
他にも「先生」「閣下」「将軍」「提督」「社長」「嬢」「大統領」「教授」…ああ、きりがない…なんかを思いつきます。自分も含め親戚にいると嫌ですが、他人の子なら面白そうです（不謹慎）。
いずれにせよ、こんな名前の子供は学校でいじめられるでしょう♪
英雄って名前はきっと中国ではこのくらいのインパクトがあるのでしょう。

そうそう、そういえば「吉本ばなな」って名前も英語で書くと、あやしいらしいです。Banana は植物のバナナであって、人名とは思えないそうです（上の「天皇」とか「首相」と同じ）。
日本語だと「ばなな」とかくと、黄色いバナナとはまた違った感じを受けますし、日本人の名前はバラエティに富んでるからそれほど違和感はありません。
そういう意味では、ひらがな、カタカナ、漢字と3種類の表記があり、さらに、同じ漢字でも読み方が何通りもある日本語はかなり特殊な言語で、それだけに、おもしろい文化をもっているんだなぁ、と改めて思います。その極め付けの１つが「名前」なのは間違いありません。

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今日の一言：「致命的なエラーは、機械的なエラーではなく、人為的なエラーから発生する」
機械の調子が悪くて、という時8割はいいわけです♪便利な機能がつけばつくほど人間はバカになって、しょうもないエラーをしやすくなるようです。

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本日の画像は、サンガリアの氷晶シリーズからレモンウォーターです。さすが、関西の会社は「凍らせることのできるペットボトル」を作ってます。
味の方は普通ですが、売り場でも冷凍して売っているのが面白いです。これなら、暑い時は嬉しいかも。