irritatingly

いつもどおりの、
脂汗の目覚め

夢と現の狭間に来る夢は
たいてい、おぞましく哀しいものと、
相場が決まっていて

どんどんと、深まりつつある
現実との齟齬、折り合いのつき難さに、
こころが、夢へと追いやられるのか

モルヒネのような、束の間の陶酔に、
時が止まってしまえばいい、なんて。


おなかすいた。
けど、約定を守るため、
朝を抜く

幸せの、赤鼻おやぢの笑顔を
思い浮かべつつ
今朝は、ごめんな。

派遣女史と、やらなくてよい作業、続ける。

あはははははは
なんだこいつ。
どう思う？
ころころ、してるね、なんとなく。
狆とか、シーズーみたいなルックスだな
頭でかそうだし。
ど下手糞なセルポ、
思わせぶりに顔を隠してみたり、
あからさまな短躯をさらしつつ肌をあらわにしてみたり
・・・どうも、自分のスケールってもんが、よくわかってない。
カメラとか、写真の無い国にでも、暮らしてきたんだろうか？

「や、鏡すかね、それをいうなら」

喪いつつあるじぶんのおんなを
精一杯、美しいつもりで晒す哀れ
まぁ、ひっかかるというか、
誰でもいい男だって、いるわけだし。

「ナルシズム、ってやつですか？」

ってか、どっか動物園とか、
・・・見世物小屋、にみえね？
だって、ほら。

どこか、その姿は、
ショウのために紅をさす人の類にあたるａｐｅにも似て

誰かいってやれよ、滑稽だってさ・・・

「でも、ボクみたいに、そういうの、気づかない人間もいるわけで・・・」

はぁ？
・・・まぁ、そういう男こそ、幸せな恋愛の
有資格者かもしれないね、とどろきくん。

という、楽しいひるめし。

「仕事中、だめですよ、ｍｉｘｉなんかやっちゃ」

はぁ？

・・・キミのやってるｍｉｘｉ、って、こんな変わったレイアウトなの？
キミの頭の中では、ＳＮＳって、みんなｍｉｘｉなのねん？

メシ後、Ｎ社に請求書の件でｔｅｌ

Ｓくんに言われるままに、書いてしまったが、やはり金額は違っていた。
まぁ、数千円なので、いいのだけれど・・・

Ｉさんに、Ｍの病状
Ｓくんに、Ｍの病状、及び、見舞いの薦め

私見ではあるが、と断った上で、いつ、彼の精神が、
向こう側へ去ってしまうか、わからない、ということ。
会えるか、会えないか、リスキーではあるにせよ、
自分の都合に合わせ、なるべく早いうちに訪れるにこしたことはない、などと・・・
入院する部屋の番号をメールにて送ることを約し、電話を切る

自転車を駆り、およそ一時間15分で、葛餅屋～オフィスを往復

Ｈさん、居て、丁度夕ご飯時

三々五々、人の集まり始め、
知らない人も混じっていたもので、
たちどころに数量の不足があきらかになり、
明日分と思っていた箱を、どうぞどうぞとすすめると、

フードファイターのごとき、モーパッサンおんなにまで、

「食べる？」

なんて、聞いたらしく・・・
なんちう・・・


おなかの空いた頃合に
どうぞと薦められ

「いいえ、結構です」

と応えるギャル曽根は、いない。
それはギャル曽根ではない。

・・・あんな、味のわからん大食い野郎に、
あんな美味いもんを、食べられてしまうなんて・・・

酒飲みのＴさん、Ｈさんにすすめられ、
断りきれずに、目を白黒させて食べている
その姿の、あまりの悲惨に、
手をたたきつつ、笑ってしまう

気持ちと、結果の
ほんの小指の先ばかり、と
思えなくも無い、
ささやかな齟齬が
むずがゆさ、はがゆさばかりを産んだ
一日の終わり

西宮ＢＰ，連日のサヨナラ

今回用意した、二通の請求書
何れも、一度で通らず、
金額の少なさもあるが、
時間的に待たされたくない

どんどん、請求書書きたいんだけど・・・

架空、でも、なんでもいいや。
誰か、まちがえて、
払ってくんないもんか・・・？