solution

そのままにしておいて
気にならぬ齟齬と
そうはいかない、齟齬

どちらも心のとげにはなるにせよ。

違うのは、ひととひとの、重さと、軽さ。



本日も、辛くない、大根に
秋の気配か、おやぢの手抜きか
5分の遅刻に、パパ、怒っているのやら、いないのやら。

派遣女史と、ほぼ一日作業。
器量はよくないけれど、おんな伊達、というべきか？

「おんなの友達、多いでしょう？」

が、ぴったり的を射たようで。
ジャマなおばさんたちの会話も
気にならない。
それにしても、おっさん酒の、Y女史、
あんたに、食い物情報なんて、
尋ねていないって。
そのお隣のSさんに、尋ねていたのに、
とうとうと、腐ったような店を並べ立て
得意げ
あははははは
そのお隣で、目配せしたそうに、
Sさんが、苦笑いしている。

人形町、笹新に、興味があるよう
派遣女史の、地元、らしい。
ご馳走してくんないかな？


7時過ぎ、小田原より来信
週末、見舞いの可能性
8時過ぎ、怪人からtel
あまり過ぎぬよう、
P女史の、解せぬあしらいについて述べ、
その能力への疑義を挟む
お金については、
「いつでもいいので、要望をメールででも送って下さい」
というので、即座にカメラマン氏と同程度のギャラを要求。

駆け引きは、無しだ。
そんなところで、スタックしたくない、というのが
一番の理由だが、
あまりの安さに、かえって足元を見られるか、なんて・・・

いや、違う。
ボクは彼とは
かけひきしたくないのだ。
ひたすら、彼の
プラスでありたいのだ。

暑い。
蟹工船のごとき、
ゴミ箱の底