ピンクのシャツ

今日は、涼しかったので、眠かった。
ずっと寝てた。

明日は、また、暑くなるのかなあ。。。


昨日は、多摩川の花火大会に誘われて、行ってきました。
場所取りから、連絡まで、すべてしてくれたので、ただ行って、良い席で見ただけです。

打ち上げ場所まで見える最高の場所をとってくれました。

本当に友達に感謝しています。
15人ぐらいで花火を見て、そのあと飲みに行きました。



土曜日だったけど、仕事があったので、直接、多摩川に行った。
他の人たちは、新宿で集まってから、みんなで電車に乗り、二子玉川へ行った。

俺は、遅れたので、一人で、新宿で乗り換え、渋谷に行き、東急田園都市線に乗って、二子玉川に行った。
渋谷で、電車を待っていると、
ピンクのシャツを着て、短パン、白い靴下、白いスニーカーを履いた男性がこっちへ来る。
渋谷駅で、その格好、かなり目立つ。

バーベキューの時に、会った人だ。
まったく、バーベキューのときと同じ格好だ。

完全に同じ服装だと、逆に、声がかけずらい。
ズボンから靴下、髪型、すべて同じだ。
バーベキューのときの、ビデオを見ているようだ。

どうしよう？声をかけるか？
それほど親しくもないし。。。駅は、すごく混んでいるし。。。

この人は、今日の花火は、呼ばれていない。
たぶん、ほかの人と行くのだと思う。



バーベキューのとき、ピンクのシャツの人とは、少し話した。

会社に好きな女の子がいるけど、なかなか、デートしてもらえない、と言っていた。

俺たちに、携帯でその女の子の画像を見せてくれた。
会社の飲み会で、撮ったそうだ。

「かわいいですよね。」

こう言われたら、俺たちは、
「かわいいね」
と言うしかない。

他のことを言えるか？
自分の意見なんか、こんなときには言えない。

実際にかわいかったから、よかったが…。


ピンクのシャツの人が、会社で、その女の子と話していたら、
「私、浴衣を買いに行くの。」
とその女の子が言ったそうだ。

ピンクのシャツの人は、
「じゃあ、今度、浴衣で花火を見に行かない？」
と言った。

そうしたら、
「でも、2人だと、話しが持たないと思うから、他の人も呼ばない？私が、誰か誘っておくよ」
とその女の子に言われたそうだ。

ピンクのシャツの人は、
「その後、行くとも、行かないとも、何も言われてないんです」
とバーベキューの時に、言っていた。


たぶん、その女の子は、
かわいい浴衣を買って、着ていくのに、

相手の男性が、
ピンクのシャツと白い短パン、白い靴下、白いスニーカーだったら、嫌だと、思ったのではないか？

「俺も浴衣を着ていくよ」
と言ったら、その場でOKが出たかもしれない、と思った。

でも、ピンクの浴衣を着て、白い靴下、白いスニーカーで来そうな気もするが…。


いま、渋谷駅のホームを歩いているのだから、
バーベキューの時に話していた女の子と、うまくいって、花火を見に行くのかもしれない。
もし、そうだとしたら、女の子は、かわいくて新しい浴衣を着てくると思う。

しかし、ピンクのシャツの人は、バーベキューの時と、同じ格好。
ピンクのシャツ、白い短パン、白い靴下、白いスニーカー。
どうなんだろう。。。


たぶん、女の子は、家をでるときは、新しい浴衣を着て、テンションは、すごく上がっている。
当然、女の子も男が浴衣を着てくると思っている。
ピンクのシャツではなくて。。。

そして、
かわいいね。
似合ってるね。

そういう言葉を言ってもらえれば、さらにテンションが上がる。
花火が始まり、暗い中で、きれいな花火を見る。

テンションは、グングン上がっていくはずだ。

女の子は、家を出るときは、そう考えていたと思う。


渋谷では、周りの人たちも花火を見に行くために、浴衣を着ている。
楽しそうにしている。

そこに、
ピンクのシャツ、白い短パン、白い靴下、白いスニーカーの男が現れる。

テンションは、フリーフォールのように、落下するのではないか？


俺が、いろいろ考えていたら、いつのまにか、ピンクのシャツの人は、通り過ぎて行ってしまった。



二子玉川駅で降り、電話をする。
混雑のなか、電話で誘導してもらって、歩いていたら、迎えに来てくれた。

打ち上げ場所が見える場所で、最高だった。
ビールをのみながら、屋台のものを食べながら、見た。
しかも、全部準備しといてくれた。

もう、ほんと感謝です。


花火はきれいで、音もすごくよく聞こえた。
発射台から花火が上がって行って、ドンという音と一緒に開くまで、すべてが見える。

きれいでした。。。