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寝台列車は生き残れない
2008年03月04日 19:47
この3月15日改正で、定期寝台列車がいよいよ一桁に。しかし残る列車ももうあと僅かの命脈。理屈っぽいですが、あくまでも「数」の問題でそれを論証。事例としては東京―大阪間の「銀河」を挙げてみます。
Ⅰ 寝台車(B寝台)の定員は32または34名
一方、普通車(指定席)の定員は最大68名:つまり寝台の倍近く
Ⅱ 東京―大阪間普通運賃は8,510円、急行料金1,260円、特急料金2,930円(指定席)、寝台料金6,300円(2段式)
→要するに、1両で「多くの収益」を上げるには、普通指定席にするのが一番効率がいいということ(同じ人員なら車両数は半分で済むし、売上げは「寝台」より「座席」の方が高くなる)。極端に言えば、運賃収入だけ考えれば「快速」でも急行寝台と「同じ売上げ」が「少ない車両」で上がる計算になる。
Ⅲ その「快速」の代表例「ムーンながら」、「18切符」の時期は予約が取り辛いが、以外は問題ない(3日22時に検索したら、6日木曜日の大垣発の指定は取る事が出来ると出た)。夜行バスの方が利便性が高いと「思い込んでいる」方が多いのかもしれない。なお「サンライズ」の大阪→東京の指定も4日!発車分でまだ空きがあった。ちなみに「銀河」も空きはある。
Ⅳ 東京ー大阪間に限って言えば、「年末年始」「盆休期間」こそすいている区間である(航空機の予約状況を見ればすぐ分かる)。新幹線や夜行バスの利用状況を見ても「一人」で動いている客層が多い。私が思うところの一人で動く時の鉄則→
・できるだけ早く着きたい
・隣との「顔合わせ」は出来るだけ避けたい
・できるだけ「自分一人」気にせずに過ごしたい
・最低限のプライバシーはほしい
・勿論、チケットや乗り場が「買い易く乗り易い」ことはいうまでもない
個人的には、こういったオーダーに応えられる輸送機関であれば、需要を伸ばしていけるのではと思われる。
※但しこの事例研究には観光・ツアー客相手の一部列車は含まないものの、「採算性」を考慮すると、これらの今後も怪しくなる可能性がある。
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