兄貴来年も！

頑張れ～　頼りにしてまっせ！





“未体験オフ”へ…金本が手術公言
2007年10月16日（火） 10時59分　デイリースポーツ


足早に新幹線のホームへ向かう金本＝ＪＲ名古屋駅


　悔恨、悲痛…そんな心情は微塵（みじん）もなかった。ＣＳ敗戦から一夜明けた１５日、チーム宿舎を出た阪神・金本知憲外野手（３９）の表情はサバサバとしていた。「悔しい？悔しくないな。力がなかったわけだから」。素直に完敗を認め、中日の総合力が数段、阪神のそれを上回った結果だととらえた。
　リーグ３位から日本一への挑戦はあっけなく終焉（えん）。金本は２試合で７打数２安打１打点。シーズン成績で不満の残った数字を「ＣＳで上乗せしたい」ともくろんだが、チーム状況がそれを許さなかった。
　この日、昼前の新幹線で帰阪した金本。待ち受けた報道陣から半月板損傷を負う左ひざの状態を聞かれ、初めて今オフの「手術」を公言した。「（術後の状態は）手術してみないと分からない部分もある。トレーニングもしていくし、間に合うよ」。来季万全で開幕を迎えるため、現段階で考え得る最善の選択をした。
　術後は１週間程度の入院を経てリハビリを開始する。状態を見ながら、可能な範囲で筋力トレも並行して行うつもりだ。来季開幕からの逆算が金本の頭を支配する。プロ１７年目シーズンへ向け“未体験の”オフに突入する。

[10月16日 10時59分 更新 ]