- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 65歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:私は優しい 大人の恋愛に大切な事:信用 出会う前に知りたい事:チャレン...
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異世界での出会い 新しい恋がはじまろうとしていた
2024年11月22日 00:36
「キスしていい?」なんて恥ずかしい言葉を声に出したら笑われそうな気がして言葉にはならない
彼女が小さく頷くと唇が重なる
「ん……」
思わず声がもれる
彼は唇を離すと彼女の耳元で囁く
「可愛い声」
彼女は顔を赤くする
「もう ばか」
彼はもう一度キスをするとそのまま彼女を抱きしめる 彼女の細い身体
「ん……」
彼の胸に顔をうずめる彼女 彼は彼女の顔を見ようと両手で彼女の頬を包むようにして上を向かせる
恥ずかしそうに目を伏せる彼女
「どうして下向くの?恥ずかしい?」
彼女は小さく頷く
「ごめんね またいじめたくなっちゃった」
彼がそう言うと彼女は困った顔をする それを楽しむ彼
「困ってる顔可愛い もっと困らせたくなる」
「いじめないで」
彼女は困った顔で彼を見る 彼はそんな彼女にキスをする
それからしばらく二人の時間がゆっくり過ぎていく
「そろそろ帰ろうか」と彼は彼女に言うが彼女は何か考えているようで返事がない
「どうしたの?」
彼が問いかけても彼女は返事をしない
「何考えてるの?言ってみて」
すると彼女が突然彼の胸に顔をうずめると泣き出してしまう
「え?何で泣くの?俺なんか悪いこと言った?」
彼女は泣きながら首を振る
「じゃあどうして泣いてるの」
「まだ帰りたくない」
「え?でも俺そろそろ帰らないと・・・もう九時過ぎてるし」
彼女は彼の胸から離れると今度は彼の背中に手を回すようにしてしがみつく
「もっと一緒にいたいの」
彼は困った顔で彼女を見る
「そんなこと言ったって・・・」
彼は彼女の手を引きはがすと彼女の目を見つめる
「俺だって帰したくないよ だけどもう帰らないと親が心配するし」
「じゃあ電話して」
彼女はそう言うと自分の携帯を彼に渡す
「え?」
「お母さんに」
「今彼女がまだ帰りたくないと言うのでお母さんと約束します 彼女を大切に思い今日は帰ってもらいますが付き合うのを許してください」
「娘と変わってください」
「素敵な彼氏ができてよかったね」
「うん」
「大切にしてあげてね」
「はい」
「じゃあまたね」
彼は携帯を彼女に返すと彼女はそれを鞄にしまう
「いいの?」
「だってお母さん許してくれたもん」
「でも俺本当に帰らなきゃ・・・」
「じゃあ送ってくれる?」
彼は小さく頷く そして二人は彼女の家まで歩くとそこで別れることになる
「今日は楽しかったよ」
彼がそう言うと彼女も笑顔で答える
「私も」と言って彼の頬に軽くキスをする彼女 そんな彼女の仕草が可愛い
最後までご覧いただきましてありがとうございました♡
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