- 名前
- プロフェッサー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 35歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ドSです。 趣味で官能小説書いてます。 ログにコメントもらえると嬉しいです。
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
ハプニングバーの被虐②
2024年09月13日 19:45
「ごめん、雛。待った?」
待ち合わせ時間を5分ほど過ぎて、真里がやってきた。
「ううん、全然」
雛子と真里は同い年で同期入社。二人の付き合いは10年以上になるが、その性格は真反対だ。引っ込み思案で男性に奥手な雛子に対し、真里は自由奔放で積極的。雛子が旦那と職場結婚できたのも彼女の力によるところが大きい。
「そっか。じゃあ行こ」
そう言うと、真里は歌舞伎町方面に向かって歩き出した。
待ち合わせ場所に東口を指定された時点で、歌舞伎町に行くことはなんとなく分かっていた。
「もしかしてあそこじゃないよね?わたし、今月お金ないよ」
先月は真里行きつけのホストクラブに連れて行かれ、1か月分のパート代を全部飛ばしてしまったのだ。独身で給料を自由に使える真里はいいかもしれないが、パートの自分にはさすがに厳しい。
「大丈夫。今日のところは1000円ポッキリだから」
「嘘、1000円って安すぎない?どんなとこなの?」
真里はフフフと静かに笑った。
「内緒。行ってからのお楽しみってことで」
道中、何度かナンパされた。男たちの目的が真里だということは雛子にも分かっていた。真里は美人な上、フリフリのブラウスにホットパンツという露出の多い格好をしている。おまけにジム通いをしているという彼女の身体は、女の雛子から見ても惚れ惚れするほど引き締まっていた。
「ここだよ」
新宿駅から歩くこと10分少々。真里が入って行ったのは、5階建ての雑居ビルだった。1階に入っている女性用風俗店の看板を見て雛子は息を呑む。
「行ってみたいの?帰りに寄ってみる?」
「絶対いや。風俗なんて…」
本当は興味があるのに、心にもないことを言った。
「そっか。気持ちいいのになあ」
「えっ?行ったことあるの?」
エレベーターが到着し、二人で乗り込んだ。真里が5階を押し、エレベーターが上昇し始める。
「もちろん。わたしはローションマッサージが一番好きかな」
「他にはどんなことを?」
「あとは玩具責めとか、イチャイチャプレイとか、拘束プレイとか、本番以外ならだいたいやってくれるよ」
雛子はごくっと唾を飲んだ。想像するだけで下腹部が熱くなってきた。
「その顔、まんざらでもなさそうじゃん。旦那さんには黙っててあげるからさ、今度一緒に行こうよ。絶対ハマると思う」
行ってみたい気持ちはあるが、真里は旦那と同じフロアで働いているので、迂闊なことは言えない。
「いいよ、わたしは。よく知らない人に身体を触られたくないもん」とレイプ願望のある雛子が言う。
「そっか。残念」
エレベーターを降りると大理石調の廊下が奥に伸びていた。ダークブルーに統一された店内は、スタイリッシュでとても高級感があった。
「高いんじゃないの?」
訊ねると、真里は首を振った。
「大丈夫、大丈夫」
会計カウンターには、『セレブリティ』という看板があり、バーテンダーのような格好をした男が立っていた。
「いらっしゃいませ。当店のご利用は初めてでしょうか?」
「わたしは2回目だけど、この娘は初めてです」
真里が答えた。
店員は雛子を見やる。「当店は登録制ですのでこちらに必要事項をご記入ください。尚、登録料は1000円となっておりますが、よろしいでしょうか?」
「はい…」
真里の言っていた1000円ポッキリというのは登録料のことで、本当はもっと高いのではないだろうか。急に不安になってきた。
雛子は申し込み用紙に記入し終わると、1000円札を添えて店員に渡した。
「ありがとうございます。ご利用方法の説明は…」
「大丈夫でーす」
そう言って、真里は雛子の腕を掴み、店の奥に進んだ。
「えっ?お金は?」
「いいの、いいの。1000円ポッキリって言ったでしょ?」
「でも…」
「お金のことは心配しなくていいって」
そんな会話をしながら細い廊下を進むと、広いホールに出た。中央には大きなテーブルがあり、それを取り囲むように高級そうな革張りのソファーが置かれている。その奥にはバーカウンターがあり、何人かのバーテンダーがカクテルを作っていた。
「わあ、すごい!」
「でしょ。全部食べ飲み放題よ」
真里の言うようにカウンターの脇には、和洋折衷の料理がずらりと並んでいた。
「帰る時に高額請求されたりしないよね?」
「大丈夫だって」
「でもわたし、1000円しか払ってないよ」
よくよく考えると、真里は1円も払っていない。雛子はますます不安になった。
「大丈夫。その分男が払ってるから」
「どういうこと?」
「ここは男の入場料が25000円なの」
「なんでそんなに?」
「あれよ、あれ」
言いつつ、真里は振り向き、カウンターとは反対側の壁を指差した。それを見て雛子は目を疑った。壁がガラス張りになっていて、その奥の部屋に磔台や分娩台のような拘束椅子が置かれてあるのだ。壁には鞭や縄、手錠、電マ、バイブなどがこれ見よがしに飾られている。
「ここはハプニングバーよ。お酒を飲みながら男といい感じになったらあそこでヤルってわけ」呆然とする雛子の肩を真里が叩く。「ほら見て。あの二人入るみたいよ」
髪をツーブロックにした学生風の男と同じ年くらいで金髪ショートボブの女が、磔台のある部屋に入っていく。
「嘘、見られながら?」
「人それぞれみたいよ。一応ブラインド下ろせるからね。でも、公開でやればキャッシュバックがあるらしいから分からないわよ」
二人はプレイルームに入ると、ブラインドを閉めずにキスをし始めた。ホールから歓声があがる。音は聞こえないが、雛子の頭の中では、くちゅくちゅという舌が絡み合う音が鳴っていた。
キスしながら男は女の服を脱がせだした。Tシャツ、スカートと床に落ち、女は瞬く間に下着姿になった。彼女はホールの方をちらちら見て、とても恥ずかしそうだ。二人が磔台の方に移動する。
男は女の右手を取り、X型の磔台の手枷に拘束した。次は左手、次は左足に右足。女が身動きを取れなくなると、男はブラジャーを外した。興奮しているのか、ピンク色の可愛い乳首はツンと勃起している。次の瞬間、男が両手で乳房を揉み、まるでハイエナが獲物を貪るように荒々しく乳首にしゃぶりついた。女は体をくねらせて恍惚の表情を浮かべる。まだ下半身は愛撫されていないのに、彼女のショーツにはすでに染みが広がっていた。
ああ、わたしもやられたい…、女が弄ばれるのを見て雛子は密かに思った。
「雛もやってみる?」
ふいに真里に声をかけられ、はっと我に返った。
「まさかあ。あんなはしたないことできるわけないじゃん」
「そう?にしては夢中で見てたようだけど…」
ニヤリと笑う真里の背中を雛子は押す。
「とりあえず食べよう。わたし、もうぺこぺこなんだよねえ」
そう言って誤魔化す彼女の割れ目からは、すでに大量の蜜が溢れ、ショーツをぐしょぐしょに濡らしていた。
このウラログへのコメント
へー、ハプバーってそうなってるんですね。
勉強になります\(//∇//)\
> あんさん
おはようございます。
因みに食べ放題はついてないです笑
でもタダで飲めるのはいいですよね。
勉強になりますって、あんさん可愛いですね笑
コメントを書く