海外リート大幅下げ

FOMCが今年中にもう1回の利上げを示唆した事や、来年2024年の政策金利予想を4.6→5.1%に引き上げた
事で、来年３回の利下げ観測が無くなった事で、高金利が高止まりする事が強く印象付けられた。
そのため影響が一番ある不動産関連が大きく売られた形となった。
無論株価も債券に比べて割高感が意識されこれも大幅安となった。
米リートの代表銘柄のフィデリティUSリートは久しぶりに3000円の大台を割り込んだ。
アセットマネジメントのゼウスも久しぶりに1800円台を割り込んだ。
ただこれらの基準価格は３月にかけて米中小銀行破綻の頃、さらに低い基準価格となっていたので
未だ買い水準でもない。もっとも３月～４月にかけての基準価格を下回るようになれば
どこかの商業用不動産の投げ売りが始まったとも解釈できる。それが起きるとの予想で現ナマを
寝かせているわけで、自分も一種のハゲタカではある。
初めて米リートに投資するなら良い価格帯だと思うが、崩落が起きるか否かは誰にも分からない。
その時を狙っているハゲタカは結構います。ウォーレンバフェットだってハゲタカのようなもんです。
だが誰も投資しないような緊急事態の時に、資金を供給するハゲタカは、ある意味、世界の救世主のようなもんです。