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EUから始まる商業用不動産の投げ売り

2023年09月16日 11:01

EUは10/14日の理事会で政策金利をまたもや0.25P上げ(10会合連続)4.5%とした。
まあこれで政策金利を上げるのは終いと思うが、この金利は2年程度続くかも知れない。
そうなると元々商業不動産の空室率が高いEUでは、無事借り換えが出来たとしても、高金利の負担に
耐え切れないリートなども出て来よう。
そうなると投げ売りされる不動産が続々と出て来る可能性がある。
ただそう言う機会を狙っているハゲタカみたいな投資ファンドはいくらでもいるけどね。
そういう奴らに取って絶好な投資機会だからねー。それもただ同然の金額で手に入るわけです。
2008年に起きたリーマンショックでは絶好の投資機会と捉えた奴らもかなりいたわけです。
三菱UFJも、出資してくれと哀願して来たモルガンスタンレー出資して現在はグローバル化
大いに進める事が出来た。
ウォーレンバフェットもあの時ゴールドマンサックスへかなり割安価格で出資して大儲けした。
金利が高止まりするこの先2年程度、
商業不動産投げ売りする危機は徐々に迫って来ている感がある。
無論そうならずうまくソフトランディング出来る可能性もある。
ただそれが起きるとすれば、EUからだろう。
それが世界中に広まって行くとリーマンクラスのショックが起きる。
先進国政府も借金だらけ、リーマンの時中国が救いの手だったが、今の中国にその力はない。
そういう存在は世界中見渡してもいない。
儲けるのは現ナマを大量に持っている奴らだ。そういう奴らの草刈り場と化す。

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