- 名前
- ゴルキチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- カリ大 太い
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
農家再生不可能か?
2023年09月19日 11:32
現在農家の戸数は100万戸割れの92万戸しかない。
それで衝撃的なのは農業従事者の86%が65歳以上の高齢者が占めるという事だ。
平均年齢も68歳だからもうすぐ70歳になるだろう。
これって跡継ぎがいない農家も当然有るわけで、20年後になると、農業従事者は跡継ぎが全くいない
と想定すれば、残りの14%だけになってしまう。まあ全く跡継ぎがいないわけではないので、もう少し農家人口は維持されると思うが、危ういよなー
実際三菱総合研究所が試算したところ27年後の2050年には
17.5万戸まで減ってしまうという試算が出ている。実に8割も減ると言う事だ。
上記自分の試算とまあまあ合っている。
現在一番若い65歳だって20年後85歳になるからねー。
農業って結構体力使うからさすがに85歳になると無理だろうな。
農業は米だけじゃなく野菜果物もあるわけで、これらの農産物も一緒に自給率がかなり減って行く
これは危険ですよ。今でも食料自給率は38%だからアメリカ110%、ドイツ80%と比較すると
日本は極端に自給率が悪い。先進7か国中最下位だ。
これで農家は実際に80%も減って行くとこれは米も不足、野菜果物だって輸入に頼る事になる。
それで肥料も現在100%輸入だから、地球規模での熱波や台風、水害などが起きたら
食料自給率の悪い日本は正に餓えに苦しむ事になる。
日本は戦後の食糧難の時に芋に頼った。芋は簡単に栽培出来てカロリーも高いから
有効な食糧だが、毎日芋というわけにもいかないが、背に腹はかえられない。だが飽きるだろうな。
農家が急激に減ると言う想定に立って、農作業の効率化を図らないといけない。
これには良いモデルがある。オランダだ。オランダは日本の九州程の面積で
農業輸出額が世界2位なのです。(因みに日本は44位)
オランダは農業生産効率が非常に高い。これは機械化と自動化で
例えばトマトなどで比較すると、単位面積当たりの収穫量が日本の8倍程もあるのです。
こういうオランダに学んで、農家というより、農業法人って感覚に持って行く事が選択肢として有る。
そうなれば若い人材も集まって来る。女性就労者も居れば男共も集まって来る。
様々な企画を建て、予算取りをして、農家のシステムそのものを変えてしまうような事を
今からして行かないと正に手遅れになります。
このウラログへのコメント
コメントを書く