- 名前
- 妄想劇場
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 富山
- 自己紹介
- 年齢違ってます。還暦過ぎてます。 SEXはおろか、出歩く事も出来ません。 出会えませ...
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過ち 完
2019年12月13日 17:23
麗子野島に犯された日の麗子はずっと正気のままだった。
夫と娘に先立たれた事、その時の状況。そして、娘婿の直哉との事、総て理解していた。
正気の時に、直哉から聞かされた自分の奇行も信じられなかったが、今はそれらも理解できた。
その日の夕食を2人分しか作らなかった事を直哉はとても喜んでくれた。
いつも作った4人分の食事。入浴さえも直哉に見守られて済ませていたという。
そして、一緒にベッドに入って、直哉の愛撫を受けながら麗子は正気を取り戻していった。
その日は、最初から別々の部屋でベッドに入った2人だったが、しばらくして麗子は直哉の部屋をノックした。
「はいりますか?」
ベッドの傍らに立った麗子に、直哉は上掛けを捲ってみせた。
「私・・そんな・・資格がないわ・・・今日、野島さんと・・・・関係したの・・・・」
「・・・・」
直哉は麗子の腕を掴み、弱い力で抗う麗子を隣に寝かせた。
「話して下さい・・」
「の・・野島さんが無理やり・・」
「乱暴はされなかったの? 怪我とかしなかった?」
「乱暴にされたけど、乱暴はされなかった。それに・・」
「それに?」
「・・途中から・・・受け入れてしまった・・・喜んでしまったの・・・」
麗子はさめざめと涙を流した。
その涙を指で拭って、直哉は麗子を抱きしめ首筋に舌を這わせた。
「だめよ・・直哉さん・・・私は・・」
「怪我がなくてよかった。よかった訳じゃないけど、少し安心した。すごく腹が立つけど、それより僕は嫉妬しますよ」
「ごめんなさい・・・私・・それも本堂で・・・主人と良美の前で・・・」
「・・・」
直哉は乱暴に麗子の前を開いた。バストが露わになると、痕がつく程に鷲掴みにした。
「い、痛いぃ・・直哉さん・・・」
「こうされたの? それでもお義母さんは喜んだんだ。僕がいるのに、野島と交合ったんだ!」
「ああぁ・・・違う・・・止めて、直哉さん・・許して、堪忍して・・・」
初めて見せる直哉の荒々しさだった。2度の放出を受け止めた麗子が部屋から出ようとするのを、そのまま後ろから襲い、立ったまま貫き、激しく責め立てた。
麗子は何度も何度も落ちていき、悦びの声を上げ続けた。
翌朝の食事は4人分用意してあった。
直哉は、麗子に気取られないよう小さくため息をついた。
「お義父さんと良美は?」
「うん・・・食べないで行ったみたい・・・もう、いらないなら言ってくれればいいのに・・・」
直哉は下を向いた。堪えようとしても涙が溢れる・・・。
昼過ぎに、野島が来て、草刈りを始めた。直哉は出勤前に、野島と2人だけで小一時間も話していた。
夜、直哉が帰ると2人分だけ食事が用意されていた。
「お昼に、野島さんと話しました。とても後悔して、謝ってました。でも、気持ちに嘘はないって。
許されることじゃないけど、ずっと償いたいって・・・」
「・・・」
「結婚はともかく、つき合うって事も考えてみてもいいかもしれない・・・」
「なっ、直さん、私が邪魔? 時々気が狂って、娼婦のように淫乱な女があきれ果てた?」
直哉が席を立って、麗子を抱き寄せた。
「僕がお義母さんを思う気持ちは、野島さんとは比べ物になるわけがない」
「わ・・私を1人にしないで・・・うっうっ・・もう誰も私の前からいなくならないで・・・えっ・・え・・っ・・」
麗子が直哉の胸で嗚咽した。
「ええ、もちろんです。ずっと一緒にいます。絶対いなくなったりしません。ただ、心配なんです。ずっと一緒に居られないし・・・それなら、知らない人より野島さんがいいかもしれない・・・」
「私は直さんさえいればいいの。それだけで・・。直さんは私が野島さんに襲われてもいいの?」
「もう野島さんはそんな事はしないと思ってます。でも・・もし襲われたら、また僕は嫉妬に狂ってお義母さんを夜通し責め立てるかもしれませんけど・・」
直哉は言いながら麗子の胸を揉んだ。
「直さんのバカっ・・・」
翌日からも野島は寺の周りを片付けていた。数日後に久しぶりに休憩のお茶を出した。
「・・あん時は・・ほんとすんません・・・謝ってすまないけど・・・許してください・・」
「ホントに信じられないわよ・・警察に突き出してやろうかと思ったんだから・・・」
「・・・でも、言った事は本当で、ずっと奥さんを・・・」
「うん、もうわかったわ。だから、もう忘れましょう。私も忘れるから」
項垂れる野島の手に軽く麗子は手を重ねた。
「奥さん・・・」
見詰め合うと自然に2人は抱き合った。
そして、唇が重なり、そのままゆっくりと2人は倒れ込んでいった・・・。
夜の10時も過ぎた頃、野島の家の前に仕事帰りの直哉の車が停まった。
「直ちゃん、相変わらず遅くなるな」
「うん。それより、お義母さんはどうだった?」
「今日は正気みたいだった。しかし、俺、あんな事してよかったのかな・・・なんぼ直ちゃんの頼みと言え、奥さんを襲うなんて・・・。そりゃ、俺は奥さんが大好きだけど・・・まさか義理の息子にレイプを進められるとは・・・」
「ごめんなさい、それについては野島さんに悪役やってもらって感謝しています。ただ、あれ以来、母が正気に戻る時間が長くなっているのは事実なんです」
「そうか? それならいいけど・・。あのぉ・・・実は今日もヤっちまって・・・」
「えっ」
「いや、その、もちろん無理矢理じゃなくて・・・なんとなく・・・どちらともなく、そうなって・・」
「ふう~~ん・・まあ、いいですよ。お互い独身ですし・・お互いがいいなら、僕には言う事ないです」
「あっ、でも、一緒になるとか考えてなくて、俺は影から奥さんを支えて・・」
「うふふ、真ん中の足で支えるんですか?」
「まあ、それは・・・あははは・・」
直哉が麗子と関係してから思いついた事であった。正しいとか、悪いとか考えてもわからなかったが、少しでも刺激を与えたいと思ったことであった。
家に帰ると、麗子は正気だった。食事の後、2人で食器を片付けていた。
「ずいぶん寺の周りもすっきりしてきて、野島さん、張り切ってるな・・・」
「う・うん・・・そうね・・」
「あれ、どうしたんです? また、襲われましたか?」
「ううん、違うわよ・・・」
「もしかしたら、お義母さんが襲った?」
「もう、そんなんじゃないわよ・・・」
直哉は麗子のヒップを掴んだ。
「きゃつ!」
「許せないな・・・今晩は、寝かせませんからね・・・」
「もう、直さんったら・・早くお風呂入ってきて・・・」
麗子と野島が上手くいったら、直哉は麗子との関係を絶つつもりであったが、ほんとに嫉妬している自分に気が付いた。
直哉は、そんな自分に苦笑しながら、風呂に向うのだった・・・・。
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