オイラの下宿生活　７

会社の夏休みも終わり、昨日から出勤。　　バスは結構混み合うが学校はまだ休み中、
混み具合はまだ余裕がありホットする。　　うるさく言われるので実家には
一泊だけしてきた、実家に帰省するたびに食事はいわゆる中食と言われる調理済みのものが
増えていく。　最初の口あたりはイイが後味が悪くしかもいつまでもその感覚が残っている
ような気がする。　オイラ達の手料理は素材から造っていくのでオカシナ感覚が残らない。

世の中こんなオカシナ味を当たり前としてドンドン受け入れるようになって行くんだろう。
こんなものが体にイイはずがない。　　実家からアパートに戻っていつもの手造り料理に
ありついた時はホットした。　女子高生２人はこの夏休み、数日実家に帰省しただけで
Ｕターン、お盆休みもこちらでバイトしていた、しかも毎日ではないが、
夜にはオイラの授業を受けている。　　夏休みの宿題は８月に入ると殆ど終了。

去年までの夏休みは休みの終盤まで引きずって気になってすっきりできなかったが
こんな早くにそれをかたずけてしまって、すっきりした休みは始めてだ…と喜んでいる。
オイラがそれを仕向けた所為もあるが、宿題を余裕でこなすだけの実力をつけてきたのが
大きい‥とオイラは読んでる。　　事実少しはオイラが手助けした部分もあるが
殆ど自分達でやってしまったようだ。　　しかもバイトを続けながらやったんだから
たいしたもんだ。

京子の方はすっかりオイラ達のこの生活に馴染んで、夜は自分のアパートに帰らず、
サクラやお姉さんの部屋に泊まっていくことが殆ど。
こちらのアパートに空き部屋ができたら優先的に入居させて欲しいと大家さんに
依頼してあると言ってた。　　それともサクラかお姉さんのとこに同居させて
もらおうかという話もしていて、京子たちも乗り気になってる。