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ゆうりの泡(?)日記・番外編-クロちゃん

2012年05月05日 23:45

ゆうりの泡(?)日記・番外編-クロちゃん

泡日記でお客さんとして来ちゃった元同僚

困った面々とは別で

故郷の家族のために

健気に働くクロちゃん

クロちゃんが覚えてるかわからないけど

お店とは関係なしに連絡するって約束してたし

待ち合わせは 熊さんが谷に落ちるとこで

うん ここはひさしぶりだ・・・

意図してなかったけど

派遣してたときの同僚の渡部くん

あの子の筆おろしをしたホテル

そこに 同じ派遣だったクロちゃんと来る

これも何かの縁なのかも

ちあきがデジの人と行ったのもここで

わたしとちあきが初めて会った日に行ったホテル

料金システムが同じで

後で調べたら系列店だったって言うし

ほんと 不思議な縁だと思う

待ち合わせの駅に降りる

「コニシさーん アイタカッタよ」

って いきなり抱きしめられるし

えっと なんか注目浴びてるし・・・


これは 目立ちすぎる・・・

即 ホテル直行

「ほんとアイタカッタよお コニシさん」

部屋に入るなり また抱きしめられる

そこで 初めてしった事実

さっきも抱きしめられて抱えられたけど

鏡に映ったその姿・・・

うん ぱんつ丸見え・・・

とりあえず クロちゃんを落ち着かせて

色々と話をする

今まで以上に肩身の狭い思いしてきたんだね

それでも明るくしてるのは

天性の明るさなのかな?

それとも 笑うしかないからなのかな?

クロちゃんキスをする・・・

そしてシャワーを浴びながら

クロちゃんの体を隅から隅まで洗って

そして隙間なくキスをして

クロちゃんのを口に受け止める

そしてベッドの上でクロちゃん

また隙間なく舐めて・・・

クロちゃん・・・」

「何ですか コニシさん」

クロちゃんの頭に手を乗せる

「無理しなくていいよ・・・」

「えっ、コニシさん」

「多分 今日が最後だと思う・・・」

「最後 コニシさん?」

「君ならわかるよね 意味が・・・」

「コニシさん  」

クロちゃんから笑顔が消える

寂しい顔だ・・・

見てて切ない・・・

でも、ずるずると長引かせちゃいけない

「わたしが出来るのは・・・

君のたまったものを吐き出させてあげるだけ・・・」


「コニシさん 悲しいの?」

「ううん・・・」

「そのナミダ 僕のためなの?」

「どうだろ・・・?」

「僕 同情トカ キライ

「同情だと思うの・・・?」

「ゴメンナサイ、チガウ思う」

「うまく言えないけど、今のわたしは君のだから」


「コニシさんっ」

「あう・・・」

乱暴じゃなく それでもこれは・・・

襲いかかってきた・・・かな

でも これが本来のクロちゃんなんだ・・・

力強くて激しい・・・

「あっ、すごいっ、ああん・・・」

「コニシさん ボク 嬉しいよ」

「あん、な、なにが・・・?」

「ニホンに来て ハジメテだよ」

「あふっ、あ、いや、何が・・・だめ・・・」

バックからガンガン突いてくる・・・

「ボクをきちんとみてくれたの コニシさんハジメテ」

「あんっ、そんなことないと・・・だめ・・・」

クロちゃんのが流れ込んでくる・・・

「あふ・・・すごい・・・」

これが遠慮なしのクロちゃんなんだ・・・

セガールだったか 何人だったか忘れたけど

ラテン系かな・・・

真夏って感じの激しさ・・・

「コニシさん もいっかいイイですか?」

「うん、何回でも クロちゃんの好きなだけ・・・」

何回いったろ・・・?

すごい気持ちよかった・・・

駅で電車を待つ・・・

そういえば 渡部くん時も

こうやって電車を待ってたっけ・・・

「コニシさん もう会えないのね」

「うん そうだね」

「ボク コニシさん 絶対 忘れないね」

「そういえばさ・・・」

「わたしに似てるコニシさんってどんな人?」

「コニシさん いい人だったよ」

「好きだったの・・・?」

「ウン イチバンだったよ」

「なんで そんなに好きだったの・・・?」

うん そこ 気になってた・・・

神林とかの やりたいと思ってたとは

なんか別な意味があるような気がして・・・

「いつも優しかったよ、ボク困ってたときいつも助けてくれたよ」

「例えば・・・?」

「アメ降って困ってたとき傘貸してくれたし

ボクの作業着 破れたの直してくれたし

飲み物買えなかったとき 飲み物くれたよ」

記憶にあるけど・・・

坂井ちゃんが傘持ってたから貸しただけだし

自分の直そうと思ったついでだし

つらそうだから飲みかけのあげただけだし・・・

そっか・・・

そんなんでも嬉しいくらい

寂しい思いしてたんだね・・・


「本当は本物の彼女としたかった・・・?」

「えっ そんなことないよ」

「正直な気持ち 聞きたいな・・・」

「ゴメン ほんとは 本当のコニシさんと」

してるんだけどね・・・


もうすぐ電車が来る・・・

この子には・・・

クロちゃん・・・」

「ナニ?」

キスしよ・・・」

「ウン」

耳元で囁く・・・

「あのね・・・信じなくていいけど・・・

わたしね 君の事 昔からしってるよ・・・

6号棟の軒下で雨宿りしてる君

食堂の外で販売機の前で座り込んでた君

納涼会楽しい楽しいって騒いでた君」

「えっ ナンデ?」

「わたしが 君の知ってるコニシユウコだから・・・」

あ、ちょっとパニクってる・・・

「ぼ、ボク、ホントのコニシさんと?」

「うん そうだよ・・・」

クロちゃんを電車の中に押し込む


電車を見送って・・・


そうだ、クロちゃんに言い忘れちゃったな・・・



                  ・・・ありがとうって

このウラログへのコメント

  • 家政夫はみた 2012年05月05日 23:52

    月並みな表現で恐縮ですが
    感謝の気持ちは伝わっているかと思います。

  • りく1 2012年05月06日 20:58

    人の思いって伝わるんですね。
    気になったことをちゃんと行動に移せるってすごい。
    ありがとう。

  • たか 2012年05月07日 13:03

    気が付かない小さな事でも、本人にとっては凄いことだったりするんですよね…

  • パワー 2012年05月09日 22:03

    愛が溢れています。ひーちゃんの愛の話が大好きです。

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