●女の子たち（13）

店外に繰り出した私とEちゃんですが・・宵の口（18：00）で既に、二人とも結構、出来上がっています。実は、お腹も一杯だし・・じゃあ、どこに行くの？？



取り敢えず、タクシー拾って、お台場へ・・。なんとなく、観覧車に乗りたくなったのです。相談がアル・・と言われたので・・夜の観覧車に乗って、話したい気分だったんです。




『zzさん・・今日は有難う・・なんか、嬉しかった。』
『え・・こちらこそ有難う。無理矢理付き合わせて・・』
『そんなこと・・。へへ・・zzさんで良かった。』



隣に座って、腕にまとわり付いているEちゃん・・・




『実は・・私、モデルやってるんですけれど・・全然売れなくて・・。もう23歳になっちゃったし』
『そうかぁ・・Eちゃんの身長だと微妙なかんじなのかなぁ』
『そうなんですよ・・かと言って・・グラビアは年齢的に・・今さらって・・』




難しいものですね・・Eちゃん、一般的に考えて相当、綺麗だしスタイルも良いはずなんだけど・・本人が言うには、もうモデルとしてのステップは、これ以上望めないし・・だからソープの仕事もお金のために始めたけれど・・何だか、音を立てて崩れて行く自分の夢に・・この頃、胸が苦しい・・そうです。




『今日は・・ずっと私の隣にいて下さい！』
『いいですよ・・むしろ、それ位しか、して上げれないしね。』
『それだけで良いんです。』





観覧車は頂上に登り詰め・・・私は優しくEちゃんを包み込み・・唇を触れるだけのキス。眼下には東京の夜景・・横浜方面の夜景が広がっています。私は・・しかたなく、優しい叔父さんを演じることにしました。




このあと、Eちゃんの家に招待されます。・・・官能の夜は・・・明日のお楽しみ！！