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10th Shinjyuku Part 8

2005年06月26日 03:12

クロッチにしみついた愛液がなまなましく光っている。
水銀灯にさらされたとはいえお壕端では、細部までは見えなかったが
はじめて明るいところで見る女の秘所は
淡いピンクヴァギナがひくひくとうごめいて、
美しくいやらしかった。
今度は布ごしではなく、じかに舌で舐めあげる。
こんなことを繰り返しながら、なお質問が続く。
「で、オナニーは何度した?」
「そんなにしてない。」
「また、うそつく。やめるぞ、舐めるの。」
そう言うと、話しながら、舐めながらの舌の動きをぴたりと止める。
「いやっ。やめないで。おまんこやめないでええ。」
「ほとんど毎日してたんだろ?いま、して。じーっと見てるから。」
「いや、いやそんな…」といいながら
いそいそと足を広げる。
スカートを腰にまつわりつかしただけの姿で両手を使い出した。
左手乳房をもみあげる。右手の指でおまんこをかき回す。
下地が十分なので早くも感じ出してきたのか、
目が閉じられ指の動きが速くなり、腰が前後左右にくねりだす。
手全体が噴出す愛液で濡れだすと
急に目を開いて、こちらが見ていることを確認する。
「見てください。みてください。おまんこじっと見て。」
激しく感じたらしく、おまんこを天井に向かって突き出し
ブリッジのような形をつくっていたが、
どっと崩れ落ちるとあおむけのまましばらく動かない。
だが少しすると、今度はメス犬の形になって
後ろにおまんこ突き出しながら手を腹の下にくぐらせ
指をきゅっとまげておまんこにつきさしかきまわす。
こちらの視線にざくろのようにはじけたおまんこ
収縮を繰り返すアヌスを全部さらけ出し
見ていることを確かめるように下腹部越しにこちらを見る。
もちろん舐めた。
べろべろと舐めあげた。
舐めながらこちらも、脱ぎ捨てていく。
アヌスのまわりではこちらの唾液
おまんこの周りでは女の愛液
てらてらと照明を反射して光りだしている。
「みて。見て。こんな恥ずかしい格好。」
「見られると垂れちゃう。おまんこから垂れちゃう。」
わざといやらしい音をたてておまんこを舐める。
わざと大きい音を立ててアヌスを吸う。
「ああ」が「うわあ」に変わり
「うわあ」が「ひい」に変わり
「ひい」は「ぎゃあ」に変わった。
高まりは急速に二人に訪れた。
もう見たり舐めたりだけでは我慢できなくなってきた。
それだけ激しい快感の予感だったのだ。
いつになく、2ラウンド目に臨めることを期待しつつ
焦り気味にコンドームをつけたペニスをずるりと送り込む。
淫水に暖かく包み込まれたと思ったせつなに
おまんこのかべが妖しく動き出し
繊毛虫類のように奥へ奥へと引きずり込む蠕動が加わる。
少しぞりっとした感触。
抵抗している反発ではなく、誘い込もうとしている反発。
「うわあ、おまんこしてるよおお。おまんこおおお。」
かなりの力でぎゅっと締めつけたかと思うと
腰がさらに後方につきだされて体中が痙攣した。
「なに、これ?なに、これ?」
「すごいぞ、おまんこがしまる。」
そこまで言うのがやっとだった。
「うわあ。」
おまんこおおお。」
男はすさまじい射精の時。
女は狂喜の愛液噴出の時。
シーツをべとべとに濡らしながら、同時に昇天する。
しばらく、彫像のように動かない。

明かりを灯したままの行為だから
その二人の姿がベッドボードの鏡にくっきりと映りこんでいる。

(続く)

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