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(創作) 『S(エス) 漆』

2008年08月29日 22:02

(創作) 『S(エス) 漆』

『白い肌 纏い 赤い紐』
 
 
 


 

造作彼女に絡みつく赤い紐

高揚し赤みを帯びた白い肌に

色鮮やかに映える赤

彼女の白い肌あっての鮮やかさか

あるいは互いに高めあってか

通常なら恐怖をもたらす羞恥と屈辱の象徴

しかし彼女にはもう違うもの

それは愛しき悦びの象徴


肌に落ちた時全身を貫いた蝋の熱さと痛み

身体を打ち尽くすたびに屈辱と恐怖をもたらした鞭

しかし彼女は知ってしまった

恐怖と屈辱の先にある初めて味わう愉悦を



紐はまとわりつき彼女の肌を締め付ける

その束縛が彼女を責め立て

彼女苦痛まじりの歓喜の声をあげる

今 この場を初めて見た者はそう思うだろう

囚われた哀れでそして美しき獲物



しかしそれはそれは見たままの状況



わたしだけが知っている真実



紐が彼女に巻きついたのではない

絡みついたのは彼女

絡みつかれたのは紐

彼女が紐を縛りつけた

この束縛はすでにわたしの意志ではない

縄の意思でもない これは彼女の意思


縛りには多くの形がある

それは女体を美しくそして淫らに卑しめる技法

洗練された熟成された縄師たちの愛情の完成点

視覚的に計算された美しき配列

心理効果も計算された組み合わせの美

しかしそこにはそれらはない

彼女によって作られた無秩序がそこになる

彼女が紐を絡め取り巻きつかせた

わたしはそれをただ結んだだけ

彼女が動けば更に複雑に絡みつき

そして彼女の肌に食い込んでいく

彼女を束縛し屈しさせるはずの紐は

彼女従順な僕となった



わたしは身体をくねらせ悶え悦ぶ彼女を見てる



自然なままに紐に抱かれる彼女

そこには何一つ作り物はない





彼女にとって赤い紐は拘束するものではない

その白い肌を美しく見せるため

わたしを魅せるために纏う衣装

そして呼吸、声は全て苦痛ではなく

悦びを奏で歌うようにわたしを誘う



 

わたしは彼女を支配したはず

彼女はわたしに服従している

しかし 今 この非日常の主役は

わたしから彼女に移った



彼女は自ら秘肉を広げ指を2本深く挿しいれる

そしてわたしを誘うように音をたて掻きまわす

くちゃ ぐちゅ びちゃ

そして彼女の喘ぐ声が響く

「あふっ んふ はっはっ あぁ はふ」

そしてその二つが融けて混ざり合う



くちゅ あふっ ぐちゅぐちゅ んふっ あはっ ぐちゅぐちゅ

 
 


ああん ぶしゅっ ぐちゅっ あふっ くちゅくちゅ あぁん 
 
 



くちゅ あふっ ぐちゅぐちゅ んふっ あはっ ぐちゅぐちゅ


 
 

ああん ぶしゅっ ぐちゅっ あふっ くちゅくちゅ あぁん 

 
 


まるで蝶が甘い蜜に誘われるように



淫らな甘い蜜を音をたて垂れ流す美しく危険な花弁に

引き寄せられるように彼女に向かった

ベルトを緩めズボンを脱ぎ身に纏うもの全てを脱ぎ

わたしは彼女の前に立ち彼女を見下ろしていた

わたしと彼女の目線の間には

熱を持ち硬く反り返ったわたしの分身があった

先端を潤ませ やがてそれは雫となって

彼女の身体に落ちていった



今度はわたしが囚われ堕ちる番だと感じていた




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