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(創作) 『S(エス) 壱』

2008年08月18日 20:59

(創作) 『S(エス) 壱』

今回も創作になります
なんとなく フレンドさん裏ログから
イメージが沸いて 書いてみました


第一話  
  
  『覚醒そして開扉』



彼女が家に来て数ヶ月が過ぎた

キッカケなんかはもう覚えてない

覚えてるのは 彼女が来た日に

わたしは彼女と寝た
そして彼女がそのまま居座った

彼女の白い肌 目をひきつける長い脚

無駄に主張しないが存在感はある胸

誉めようと思えばきりがない

寵愛し保護すべきような身体

毎日のようにわたしは求め

彼女は望むままに応えた


キッカケは些細なことだった

素直に従う彼女の目の前に

大きくなったモノを差し出した

彼女はわたしを一瞬見上げ

何を望むか理解し口に含んだ


彼女の中とは違った温もり

自在に動く舌の感触に

わたしは我を忘れ いつしか彼女の髪をつかみ

激しく前後にゆすっていた

咽ぶ彼女に気づかなかったわけではない

ただ この快楽に逆らえなかった

そして彼女の口の中に出した


出すことによって 冷静さを取り戻したわたしは

後悔の念を抱き彼女を見た

わたしの出したものを飲み込み 見上げる彼女がいた

髪は乱れ 目は涙で潤んでわたしを見る

悲しい涙か あるいはただ咽ただけの涙だったかもしれない



ただ その表情に わたしは 自分の顔に

小さな亀裂が生じたような感覚に襲われた

そして鼓動は高鳴り 背中に軽い電撃が走った

彼女の切なげな顔に わたしは口元が緩み

意地の悪そうな笑みを浮かべる



多くの男は女を支配したがっている

そんなそぶりを見せない男も

心の中のどこかで自分に絶対服従の女を飼っている

わたしも例に漏れず 支配され従う女を求めている



亀裂が大きくなっていく

ベッドから彼女をドアの前に移動させる

ドアの淵に手をかけさせ 尻を大きく突き出させる

そして尻を大きく広げ丸見えになった部分に舌を這わす

彼女の息使いが徐々に激しくなる

後ろから激しく突き やがて彼女は頂へと昇りつめる



あと少しというところで わたしはドアを開ける

一気に視界が開ける

彼女が振り返ろうとする

しかし わたしは それを許さない

彼女の表情こそ見えないが 予想はついた



目を大きく見開き 不安な顔でわたしを見ようとした

しかし これを阻まれ 彼女の視界には

いつもと違う解放された空間が広がる

おそらく 羞恥と戸惑いに表情はこわばっている



ドアを開けたからといって そこは外ではない

そして この家には 彼女とわたししかいない

誰もいない廊下が広がるだけで

誰かに見られる心配も 誰かがくる心配もない



しかし 今まで 寝室という限られた空間で

閉ざされた部屋の中で行われていたことが

ドアを開けることでまったく別のものとなった

バスルームで裸でいること

寝室で服を剥がされ身体を弄ばれる

これらは 何一つ問題なく普通に行われる

なすべき場所でなすべき行為が行われる



ドア一枚が開くことによって変化は訪れる

日常から非日常へ

そして わたしは 仮面の亀裂が広がり

ポロポロとはがれていく音を聞いていた



この女を愛しみながらも弄びたい

保護しながらも辱めで汚したい

背徳快楽の沼に突き落としたい



わたしは 今 目覚め 扉を開いた


 
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   『CMNF(Clothed Male and Naked Female)』

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