- 名前
- コアラ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 悔いないように。楽しいひと時を過ごそう。生きていてよかったと思えるような瞬間を増やそう。
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俺の24時間23
2008年04月02日 21:01
ムニュとホテルに入ってゆっくりしていると、電話が入った。
「コアラ。お願い。戻ってきて。」
アミの濡れた声をはじめて聞いた。俺のものはいまムニュとの一戦を終えたばかりなのに、また怒張した。俺はそれをムニュに気づかれないように反対側を向いた。
「どうした?」
「彼ではダメなのよ。レオノーラに精を抜かれてしまって役に立たないわ。」
「俺でも派がたたんだろう。」
「彼女は貴方を人間的に信頼しかけているのよ。お願い戻って作戦をたてて。」
俺はしばらく思案した。アミはモニタリングでぐっしょりと濡れた股間に不快感を感じながら事務的に話をすすめた。
「わかった。そのためにはアメリカのヤツの夫を連れてくる必要がある。」
「それは無理だわ。」
「大統領にこう伝えろ。ホワイトハウスで一発」
「なにそれ?言えば相手はわかる。それが取引の条件だと言え。」
アミは俺の思念を読み取って承諾した。
「わかったわ。」
実は俺はカレンをホワイトハウスにもぐりこませて大統領との立ちバックセックスをカメラに収めていたのだ。
アミはJCIAの上層部から大統領にメッセージを送らせた。アメリカ大統領はレオノーラの夫を日本に引き渡すべくジェットにのせた。
俺はレオノーラの夫が到着するまで、アミの濡れた声でいきり立ったものを静める必要があった。
「ムニュ。もういちどどうだ。」
「え?また?今日はどうかしてるんじゃない。」といいながらムニュはおれのもの握りしめ、ベッドに誘った。
「ね、また呼ばれたでしょう。」
「どうしてわかった?」
「なんとなくよ。みえるのよ。」
「見える?」
「そう未来がね。」
どうして俺の周りにもこう超能力をもった女が集まってくるのだ。
「わかっているわよ。あのアミって女が気になるんでしょう。」
俺は内心ドキッとした。
「いいのよ。あの女と一時付き合うようになるわ。悔しいけれど仕方がないのよ。そういう運命らしいわ。」
「いやそんなことは・・」
「じゃあ覚えておいて。これからもどってレオノーラを説得する。わたしが通訳をするわ。レオノーラを彼を対面させ、3時間くらい話し合うわ。そのとき貴方のそばに私とアミとが同席するの。貴方は率直に貴方の組織がCIAとことなることを説明し。テロリストの気持ちを変化させる行動を起こし始めるの。」
「それで?」
「そんなあなたをみて、アミが・・惚れるのよね。あなたに」
「だが、俺の気持ちはムニュにある。」
「ありがとう。でも、そのあと私はつらい思いをしなくてはならないの。」
「そんな思いはさせない。」
「あの人には特別な能力もあるし、特別なオーラがあるわ。それが貴方のものとぴったり合うのよ残念だけど・・」
「しかし俺はお前を愛している。」
「今はね?でもあと数日。」
「運命はかわる。」
「確かにね。でもこのストーリーの軸はレオノーラの回心でしょう。貴方はそのためにはあらゆる機会を利用するわ。」
「それはそうだが、お前を利用するつもりはない。」
「でもアミを利用する必要はあるのよ。そしてそれがきっかけになるの。」
ムニュが急に大人びてみえた。彼女は自分の運命を知っていてつかの間の俺との関係を保っていたのだ。
「それではお前の読みでは俺は彼女と付き合うことになり、お前の心から離れるということか。」
「ええ。それはなんというか、りんごが落ちるくらい自明なことね。」
「しかし・・・。」
何かしゃべろうとするくちびるをムニュの口がふさいだ。
「いいの。わかっていたことだから。」
別れを覚悟して愛し合う俺たちはいつも以上に深く愛し合い、彼女は最後に痙攣して気を失った。
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