即興詩・ライアーXライアー

どうして君は嘘つくの
また僕を困らせたいの
僕が君のたくらみに気付かない
そんな馬鹿だと思っているの
ほんとうはきっとわかってる
もちろん全部わかってる
でも君が嘘をつくときの
その仕草
その微笑み
それが見たくて騙される
結局僕は馬鹿なんだ

ライアーXライアー
嘘つきの君に
わざと騙される僕
お互い本音を出せないね
そんなふたりは
ライアーXライアー


あなたがいちばん大事なの
それもほんとは嘘なんだろう
いいえほんとのほんとなの
君は真剣な顔でいう
でも口元は笑ってる
やっぱり君は嘘つきだ
でも僕は君に騙される
僕がいちばん好きなのは
君なんだから仕方ない


ライアーXライアー
嘘つきの君に
わざと騙される僕
お互い本音を出したなら
どうなるのかな
ライアーXライアー

ライアーXライアー
みんなみんな嘘つきで
ほんとのことは
なにもかも
隠しているんだ
ライアーXライアー


僕は君が好きなんだ
この気持ちは嘘じゃない
そう信じているよ
ライアーXライアー

私もあなたが好きなのよ
君は笑顔でいうけれど
結局それも嘘なんだろう
ライアーXライアー


ライアーXライアー
嘘つきの君に
わざと騙される僕
君にだったら
騙されてもいい
ライアーXライアー

ライアーXライアー
君の嘘も
いつか真実になればいい
ライアーXライアー

ライアーXライアー
みんなみんな嘘つきだけど
きっとほんとを求めてる
ライアーXライアー

ライアーXライアー