今年も過去最低の出生数更新は確実

昨年の1月～11月までの出生数は69万6886人。
一昨年比で5.3%減出来ている。
比例計算すると、通年で約76万人で一昨年よりも少なく、過去最低出生数を更新する見込みだ。
死者は昨年11月までで144.4万人で、11月末時点でマイナス74.7万人となる。
この人口だと福井県の人口が76.7万人だから、昨年11か月で福井県の全人口とほぼ同じ位の
人が減少している事になる。
少子化全く止まりませんねー。
そもそも地球上の生物は、自分の子孫(遺伝子)を残すためには命を削っても残そうとしている。
その役目を終えると息絶える動物も多い。それだけのエネルギーを費やしてでも必死で
子孫を残そうと頑張っているわけである。
しかるに人間は、全ての人が自分の子孫(遺伝子)を残そうと必死で頑張っているのか？
そんな事はない。金がない、子供を育てるのは大変だ。一人の方が楽だ。子供は嫌いだとか
を理由として、結婚しない人が大勢いる。成人男性で言えば31.4%、女性は23.2%となる。
こんなにも結婚していない人が居るわけで、これでは出生率など上がるわけもない。
地球上の他の生物を見習えと言いたい。
生きている全ての生物は、自分の遺伝子を子孫に残すために生きていると言っても過言ではない。
その人が死んでも子孫に自分の遺伝子が残る事によって、
その人が亡くなっても死んではいないのです。
自分も時々思うのですよ。死んだ両親の遺伝子が受け継がれている事で、性格が両親と似ている
所があるのをよく気付きます。死んだ両親は自分の中で生きているって事です。
まあよく考える事ですね。