- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「母性」レビュー☆
2023年05月04日 02:50
戸田恵梨香、永野芽郁主演他。母の愛が、私を壊した。女子高生が遺体で発見された。その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母(戸田恵梨香)と、愛されたい娘(永野芽郁)。同じ時・同じ出来事を回想しているなずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく・・・。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」―2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。母性に狂わされたのは母か?娘か?物語は、すべてを目撃する観客=【あなたの証言】で完成する。累計発行部数100万部突破の湊かなえの衝撃的問題作、ついに映画化。
8/10点!!原作読んでます。戸田恵梨香がちゃんと永野芽郁の母親に見えるのが凄い。流石の演技力。監督:廣木隆一×脚本:堀泉杏(「ナラタージュ」)×原作:湊かなえという最強過ぎる布陣。あと主題歌のJUJUがトドメ!エンドロールでJUJUの「花」が流れ出したら、二人の愛を想って切なくて悲しくて胸が潰れそうな余韻でいっぱいになった。確かに愛なのに、育み方、伝え方でこんなに悲しいものになってしまうんだ。でも、原作そんなに印象に残ってないんですよね。やはり廣木監督の描き方が絶妙ということか。二人の、特に母親の愛が歪んでいて、でも母娘で愛し合っていたかったら、その歪みを抱えて最後まで生きるしかない。「与えたい愛」と「与えられたい愛」の形や表現が食い違うことって実はよく起こりますよね。母性って皆が最初から備わっていたら、悲しい事件なんて起きないはずだし、子育ての中には母性を遥かに凌駕する悲しみや絶望も起こる。母で娘で女で。同じ悩める母親として、上手く言葉に言い表せないけど、すごく刺さったし、ずっと考えさせられるような作品でした。2022年公開。
このデジログへのコメント
是非、、観たいです(*^ー^)ノ♪
> はらぺこさん
廣木監督は引き算の演技をさせるのが上手いなぁと思いました。ぜひ~。
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